ゾンビと月日
【3年後】
佐奈:「信吾~!」
信吾:「おう、おかえり」
佐奈:「あ、ただいま!!」
あれから、3年がたった・・・
俺は佐奈のめんどうを見ながらも・・・
探していた・・・
ゾンビの親玉を・・・
もう、死んでいる可能性も十分にあるが・・・
ゾンビになっている可能性がある・・・
だから、佐奈に内緒で探し回った・・・
そして・・・場所が分かった・・・
正確には、一定の範囲がわかっただけで正確な場所がわからない・・・
そして、研究所の数が多い・・・
ここから、数キロの場所やさらに遠いのがある・・・
数キロはもう調べた・・・
いなかったが・・・
ゾンビが・・・3年前と比べ物にならない・・・
スピードも、力も、知性はないが・・・
今の人間じゃ・・・
だれも、勝てない・・・
俺がやるしかない・・・
だけど、もし負けたら?
人間はもう、食料としてしか扱われない・・・
俺のようなゾンビも結構増えてきた・・・
そのたびに・・・
ゾータと同じことをした・・・
瓶の数ももう、50を超えようとしている・・・
これを・・・なにかに使えないのか?
ゾータは人体には影響はないといった・・・
もし、俺が飲んだらどうなるんだろう?
・・・軽率な行動はやめよう・・・
とりあえず、今は・・・
このことを、佐奈に話すか話さないか・・・