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死なないゾンビ  作者: ちゃんこう
ゾンビ 進化
21/56

ゾンビと警官

こんなことなら・・・

逃げなきゃよかった・・・

信吾:「だれか!!!たすけてくれえええええええええ!!!!!!!」

最後に・・・

気力を食いしばり・・・

俺は叫んだ・・・

そして・・・

ゾンビが俺におおいかぶさろうとしたとき・・・

俺は意識を失いそうになった・・・

けど、女神はまだ・・・

俺を見捨てなかった・・・

拳銃を持った警官:「大丈夫かい?君!!」

駆けつけて・・・ゾンビを俺に襲い掛かってくる寸前のところで蹴り飛ばした・・・

――――バアン

そのまま警官は銃を抜き、撃った

ゾンビ達は足を撃たれ・・・

動きがさらに遅くなった

その間に、警官は俺を担いで逃げてくれた・・・

――――――ビル――――――――――

拳銃を持った警官:「大丈夫かい?名前は憶えてる?」

信吾:「はい・・・ありがとうございます」

拳銃を持った警官:「名前は?」

信吾:「楠 信吾です・・・」

拳銃を持った警官:「そう、僕の名前はラック=シャーナ、気軽にラックって呼んでくれ」

信吾:「はい・・・」

ラック:「とにかく・・・何が起きているか調べないと・・・」

そう言ってラックは立ち去ろうとした

信吾:「ちょっと、待ってください!!」

ラック:「ん?」

信吾:「なんで、俺を助けたんですか?」

ラック:「助けたかったから助けた・・・ただそれだけだ」

ラックは建物から出て行った・・・

そうして・・・俺は足が動けるようになるまで・・・

ここで、待った

――――――――2時間後――――――――

信吾:「よし・・・動くな・・・」

俺はジャンプをして確かめた

信吾:「それにして・・・帰ってこなかったな・・・・」

もしかしたら帰ってきて一緒に逃げてくれるかもしれない・・・

けど、そんなことが・・・

あるわけがないんだ・・・

みんな自分の命が大切だ・・・

人を助ける暇があるなら・・・

自分だけが助かる道を選びたいだろう・・・

人は本当の選択を迫られたら・・・

多分、助けない・・・

たった・・・一つの命だから・・・

けど・・・もし、永遠だったら?

そして・・・俺は心の中で・・・

その疑問が生まれた・・・

だけど・・・

考える暇は・・・

なかった・・・

――――バアン

拳銃!?

確かに今撃った音がした!!

近くにいるのか?

そうして・・・

ビルを出て行った・・・


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