ゾンビと過去
俺は学生の頃、いじめられていた・・・
引きこもったりもして現実逃避をしたことがある・・・
けど、現実は甘くない・・・
家にいたら、家族の視線が怖い・・・
学校に行くにしても怖い・・・
どっちも嫌だ・・・
そんな毎日だった・・・
けど、ある日・・・
修学旅行で海外に行くことになった・・・
俺はそこで逃げた・・・
幸い、俺は英語などの他国語がしゃべることはできる
・・・逃げるのは失敗だった・・・
だって、人が食われているところを・・・・
俺は逃げた、そして・・・数時間後目撃をした・・・
路上で・・・昼間・・・
銃を構えている人がいた・・・
その人たちはみんなヘルメットをかぶり顔が見えなかった・・・
服は防弾チョッキのようなもので、革靴を履きみんな戸惑っている・・・
周りには男や女が囲んでいた・・・
そして・・・発砲と同時に一人が食われ・・・
他のみんなは逃げて行った・・・
逃げる方向はみんな一緒だ・・・
そして、始まった・・・
ゾンビの地獄が・・・
俺はすぐさま引き返そうと思った・・・
だが、足が動かない・・・
何もできない・・・
地面を這いつくばって逃げるしかない・・・
恐い・・・恐い・・・
嫌だ・・・まだ生きたい・・・
こんなところで死にたくない・・・
誰か・・・誰か・・・
そんな思いで必死だった・・・
ゾンビの歩く速度は思ったより遅い・・・
けど、俺が動く方がもっと遅い・・・
そして・・・こっちに向かってくる時・・・
ゾンビの足が何か蹴とばし・・・
俺の体に当たった・・・
信吾:「な・・・なんだ?」
俺は確認した・・・
もしかしたら・・・
そんなことを考えていた・・・
けれど、あったのは・・・
ヘルメット・・・
他に周りには何もない・・・
狭い路地で這いつくばっている俺とヘルメット・・・
追いかけてくるゾンビ・・・
終わった・・・
そう・・・俺は悟った・・・






