ゾンビと女子高生
――――――スーパー前――――――
もうそろそろ午前2時だな・・・
俺は写真の場所にいた
ここなら何かあるかと思ったが血の跡はなかった
周りを確認したが今は誰もいない
そして、そう思っている内に
スーパーが閉まった
女子高性の声:「でさー」
信吾:「!?」
娘:「あ~確かに」
ウソだろ!?
俺は周りを確認すると向こうの方から女の子が数人あるいてくるのがわかった
まさか、来るのか・・・
いや、あの子も女子高生だしこんな時間に外出するかもしれない
でも、もしかしたらあの写真通りにゾンビが来るかも知れない・・・
とりあえず、声はかけておくか・・・
信吾:「お~い」
娘:「あ!おじさんどうしたの?」
信吾:「いや、ここらへんで待ち合わせしてるから、待っていたんだが」
娘:「あ~まさか、彼女?」
え?何で俺の後ろに指刺してんだ?
・・・っチ!!
俺はとっさに振り向いた・・・
そこには、スーツの女性がいた・・・
いや、スーツの女性だけじゃない
周りを確認すると10人近くの人数がこっちによってきている
やばい、囲まれたか!
娘:「ど~も、こんにちは!」
俺をすり抜けて、挨拶をした・・・その瞬間
スーツの女性:「ああ・・・がああああああ!!」
娘が首元を噛まれた
娘:「きゃあああ!!痛い、助けて!!」
娘は助けを求めているだが・・・
俺は、もう感じていた・・・
この子が・・・助からないと
女子高生:「ちょっと!!あなた、すみませんがあの子を助けてください!!」
信吾:「それは、無理」
女子高生:「なんでですか!!?」
信吾:「あと、数秒かな・・・」
女子高生:「いったなにが・・・」
さっきまで、もがいていた子が急に動かなくなった・・・
女子高生:「いや!いやああああああああ」
信吾:「おい!!俺のそばを離れるな!絶対だぞ!!」
女子高生:「は、はい!」
信吾:「さて・・・ここからどうやって逃げようかな・・・」
女子高生②:「戦わないんですか?」
信吾:「勝てるわけないだろ・・・武器もなんもないのに」
女子高生③:「じゃあ、どうやってここから逃げるんですか!?」
もう、周りを見れば俺達を囲むように・・・ゾンビどもが来ている
クソ!俺一人ならこんなの楽勝なのに・・・
そう考えいる内に、一人のゾンビが襲い掛かってきた!
信吾:「くんじゃねえよ!!」
俺は、ゾンビに膝蹴りを入れ、そのあとに顔面を地面に叩き付けた
そして、最後に頭を踏み潰した・・・
―――グシャ
信吾:「これで、一人はおわ・・・」
―――ガシ!!
ウソだろ!!
なんで、こいつ脳をつぶしたのに・・・
動けるんだ!?
信吾:「っチ!!」
俺は捕まれた足を動かした
そしたら、すぐに取れた
信吾:「こいつら、まさか脳つぶしても動くのか?」
女子高生:「なんで?ゲームなら動かなくなるのに」
信吾:「お!?お前詳しいな・・・」
女子高生:「誰でも、知っていますよこれくらいのことは」
さて、冗談をこれくらいにしておかないと・・・
マジでピンチだ
一人だけ脳をつぶしたけどまだまだいる・・・
しかも、つぶした奴はまだ動く・・・
信吾:「絶体絶命かな、これは・・・」