ゾンビと地下鉄
(クソ!どこに安全な場所があるんだ!?)
俺は頭の中で探し回った・・・・そして、思い出した・・・
(待てよ・・・確かゾータと戦っている時、守たちは地下鉄で安全を確保しているはず・・・なら)
信吾:「おい!!確か次の町への地下鉄は安全だよな!?」
:「はい、確かめたので・・・」
信吾:「なら、今やることは道を開けなきゃいけねえことか・・・」
俺は佐奈を抱きながら、右手で刀を使い道を開けた
信吾:「さっさと行け!!」
:「あなたはどうするの?」
信吾:「この子を母親を探す、いいから行け!!俺の心配はするな!!」
俺はそう言って、佐奈の母親を探しにゾンビの群れに突っ込んでいった
――――――――――――調理室――――――――――――
信吾:「っチ!ここにもいないのか!?佐奈ほかに心当たりはないか?」
佐奈:「・・・・・・」
佐奈は無言で首を振った
(どうする?・・・もう避難した方がいいんだが・・・)
多分もう佐奈の母親は死んでいるか、それとも避難しているか・・・
どっちかだ・・・後者の方だったらいいが、死んでいたらゾンビ・・・
せめて、人を殺す前に溶かしてやりたい・・・
俺はそう思いながら調理室を後に、出た
変な匂いにきづかず・・・・
―――――――地下鉄入り口――――――――――
守:「こっちだ!!信吾!!」
銃撃の方向から守の声が聞こえた
(とりあえず、佐奈を置いてから後で母親を探すことにしよう)
俺は守の方に走ったその時・・・・
スラッシャー:「ウガアアアアアアアアアアア!!!!」
俺と守たちとの間にスラッシャーが5体現れた・・・
信吾:「守!!行け!!こっちはこっちでなんとかする!!」
守:「だが・・」
信吾:「俺はお前らと違う!!女の子一人ぐらい抱えててもこいつらぐらいならなんとかなる!!」
守:「・・・わかった、後から来てくれ!!」
そう言って守たちは地下鉄に乗り込んで出発していった
(クソ!!ああいう風に行ったが結構きついな・・・)
スラッシャーと攻防しながら考えていた・・・
まだ、刀があるから何とかなっているが片手で佐奈をずっと抱えているのはつらい・・・
しかも、5体・・・
無茶な回避をすれば佐奈にどんな影響がでるかわからない
しかも、俺はゾンビだから血で感染する恐れがある・・・
絶対に避けて、なおかつスラッシャーを倒さないといけない・・・
(クソ!!まだ銃があればなんとかなったかもしれないが)
俺はちょっと後悔しながらこの場を離れて行った
最近、面白いゲームがなかなか出ない(+o+)