ゾンビと一色
:「きゃあああああああああ!!」
:「たすけてくれええええ!!!!」
信吾:「!!?」
悲鳴!?ウソだろ!さっき来たばっかなんだぞ?
信吾:「佐奈隠れて・・・」
佐奈:「お母さん・・・おかあさーん!!」
佐奈は悲鳴のあった方向へ走り出した・・・
しまった!!悲鳴に気をとられすぎていた!!
ちょっと遅れてから俺は佐奈の後を追った・・・
――――――――中央広場――――――――
信吾:「佐奈!!」
俺は佐奈にやっと追いつき持ち上げた
佐奈:「放して、お母さんが・・・」
信吾:「わかっているから落ち着け」
ゾンビ:「ガアアアア!!」
信吾:「っチ!!」
襲ってきたゾンビを蹴とばした・・・
周りを見るとゾンビ一色・・・
やばいな・・・佐奈を抱えながらこの数から逃げるのはちょっときついな・・・
俺は佐奈を片手で抱きながら、少しずつ来た入口の方に歩いた・・・
:「きゃあああ!!!」
:「クソ!!ゾンビがこんなにいるなんて・・・うわ!!」
信吾:「こっから逃げろ!!」
俺は叫んだ・・・けど一向に来る人数が減らない・・・
なぜだ?・・・悲鳴は聞こえているはず・・・まさか!!
信吾:「クソ!!」
俺は入ってくる人の方に走った・・・
途中にいたゾンビはすべて殴ったりけったりして道を開けさせた
:「は!!あなたは・・・」
信吾:「そんなことどうでもいい、なんでこっちにくるんだ!?」
:「仕方ないじゃない!!こっちに・・・ゾンビがいるんだから!!」
信吾:「やっぱりか・・・」
俺のいやな予感は当たった・・・
最悪だ・・・一か所じゃない・・・
今わかっているだけでも2か所・・・
どうする?このままだと・・・
ぜ ん め つ だ