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死なないゾンビ  作者: ちゃんこう
ゾンビ 始まり
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ゾンビとメール

俺の名前は楠 信吾

無職だ

いや、これは不況の影響とか関係ない

自分で決めたから・・・

もう、重たい荷物は背負わないと・・・

決意していたのに・・・

決意していたのに・・・

なんで、こうなってんだあああああああああ!?

俺は、人の群れに囲まれていた

正確には、人じゃなくゾンビだが・・・

そして、俺のそばには女子高生が数人・・・

・・・こんなことになったのも数時間前にあんなメールが来たからだ・・・

―――――――数時間前―――――――――

―――――ピリッピリッ!

信吾:「ん?電話か?」

――――っピ

信吾:「はい、もしもし?」

信吾:「もしもし?」

・・・ん?おかしいな電話・・・しまったこれメールの音だ!

恥ずかしい~まあ、誰もいなかったからよかったけど

一体誰だ?こんな時間に・・・

そう、今は0時・・・

ちょうど日付が変わったころだ

信吾:「こんな、時間にメールなんて送るなよ・・・」

それにしても、変だ・・・

よくよく、考えたら俺はメアドを誰にも教えたことないのに

でもって、携帯の番号も誰のも教えていない・・・

じゃあ、誰だ?

俺は急にメールを見るのが怖くなった・・・

けど、そのまま放置しても仕方ないので勇気を振り絞って見た・・・

そこには・・・

アドレスはデタラメの文字

さらには、本文など何も書かれていなかった・・・

信吾:「なんだ?このメール?悪戯か?」

そう言えば、最近のニュースで携帯会社すべてハッキングされたって言うの見たな・・・

信吾:「悪戯だな・・・よし、削除!!」

俺は、そのメールを消した!

信吾:「はあ~眠い・・・」

今後、こんなメール来ても迷惑だから明日にでも、解約しよう

そう言えば、消したメールに何か付いていたよな・・・

なんだろう?

俺はデータファルダを開けて一番上にある、データを見た

そして、その中には・・・

俺の見慣れたものが移っていた・・・

普通の人はこれを見ただけではゲームかなんかに勘違いするだろう

でも、俺は違ったその写真を拡大などして・・・ようやく、わかった

死体が動いていることが・・・

世間では、公表されてはいないが・・・どこかの組織では、ゾンビの研究が完成したことは知っていた

俺は、ぞっとした

なんで、こんな写メが俺の携帯に送られてきた?

もしかして、俺は見張られているのかも知れない・・・

そして、俺はこの写メに夢中になった・・・

だが、その十分後に新たなメールが来た

今度はメールに本文が書いてあった

「ごらんになりましたか?

もしご覧になったのなら

次の携帯番号まで・・・」

俺はその番号にすぐかけた

だが、一向に出ない・・・

もう一回かけようとしたら・・・

メールが来た

「電話ありがとうございます」

それだけだ・・・と思っていたがこのメールには動画が張り付けられていた

俺はその動画を見た・・・

そこには、ゾンビが女子高生らしき人を食べている姿が映っていた・・・

だが、俺にはその食べられている女子高生に見覚えがあった・・・

いや、それだけじゃない。近くに映っているスーパーにも見覚えがある

わかった・・・

この子は・・・なんで今まで気が付かなかったのだろう

この子は隣の家の娘さんだ・・・

たまに会ってしゃべったりもするから・・・知っていたけど

なら、このメールはもうこの子が死んだって言うメールなのか?

だが、死んだなんて隣の人から聞いたことなんてない

なら、今日のメールか?

しかし、このメールにはスーパーが閉まっている

確かこのスーパーは午前2時ぐらいまで開いている

クソ!考えても訳が分からなくなるだけか・・・

仕方ない・・・スーパーまで行くか・・・


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