004話 文化的生活をするぞ
この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
カズマは木を伐採する為にどこへ行こうかマップを見て検討してマップが見れる限界までスライドすると河川があるの見つけ、やはり水は人が生きる意味では絶対に必要不可欠だと思い立ち用水路を引こうと考え行動に移した。
「オーイ、ギン、ルイ出掛けるぞ」
「ワォ―」
「ワォ―」
ギンとルイが走ってカズマの所まで駆け寄ってきた。
カズマはマップを見て河川まで行くまで、ついでに木を伐採しアイテムボックスの中に仕舞いながら穴を土魔法で幅を1.5m深さ2m程の用水路を掘って河川まで引いて行く。
河川までの距離は約3km程で、カズマからしたら大した距離でもなかったので楽に木を伐採しながら用水路を掘って行く。
ギンとルイはカズマの後方を走り回り邪魔をしない様に遊んで、掘った用水路の上を飛び跳ねて越えたりして追いかけっこをしていた。
河川までは一時半程で辿り着き河川の様子を見て割当と穏やかな流れの見えたのでマップを見てどういう風に水を引こうか思案する。
拠点の防壁より少し離れた所に池を掘り、水を溜めてそこから水を引くのもありかと考えた。
河川を200m程下流側へ下ってからまた河川の手前にから拠点の向けて木を伐採しながら、用水路を少し斜めに上流に向けて堀って途中から拠点の方へ向けて掘り続けて行った。
拠点の手前まで一時チョッとで着いて直径50mのぐらい池の深さ10mくらい堀って二つの用水路を池に繋げた。
それからまだ河川へゆっくり走って行くと、ギンとルイも後を追いかけて来て楽しんでいるのを見てカズマも楽しい気分になる。
河川と用水路を繋げて用水路に川の水が流れ込んで池のほうへと流れて行き、
もう一つの方の用水路も河川に繋げると少しだけ用水路に流れたけど、それ程大きく逆流する事は無かった。
二つ目の用水路を河川に繋げてからゆっくり用水路に沿って拠点に戻って行くと池の方から水が流れて来て河川と合流した。
池まで行くとちょうど良い水位まで水か溜まっていたので、後は増築を進めて行くだけとなって、明日からは風呂に入れる様に頑張るたげてあった。
ギンとルイの防壁の門から敷地の中に入れて門の扉を閉じると、ギンとルイは敷地内でまた追いかけっこを始めて、カズマも敷地内での作業に取り掛かった。
先ずは給湯器の魔道具と排泄設備の魔道具と排水設備の魔道具を順々に錬成して製作していき、造り終えると昼休憩を取って軽く焼き芋を食べる。
ギンとルイにも魔物肉と水を与えると食べて、食べ終えて満足すると小屋の中に入ってお昼寝タイムに入った。
伐採した木は外壁用に半分に縦に切り内壁用に暑さ5mmくらいの平板に切って加工して、柱として10cm✕10cmと5cm✕5cmの角材を切って加工し必要に分を加工していく。
浴室の床材には石炭石と粘土等と他に必要な材料は岩の中から抽出して造りだして浴室予定敷地に引き詰めて固めて浴槽部分を掘り出して鉄の下水管を浴槽の上部と底の部分の二本を通した。
魔鉱石と水晶石で魔素を吸収して魔力に変換する球体の魔晶石の5個を錬成して各部屋の魔道具に魔力を供給する仕組みを作る。
あとはミノタウロスの皮とトロールの厚めの皮を使いシャワー用のホースを5本長さが150cm太さを3cmのを錬成して作成する。
今日はお風呂場の床と浴槽を造り上げた所で日が落ちてしまったので、続きは明日に持ち越しとなったけど確実に夢が実現しようとしているので良しとした。
結果的に増築した家屋が完成したのは1週間も掛かってしまい、色々と拘り過ぎて手直しを繰り返してしまい、ようやく満足できる家が完成した。
防壁の周りにも幅1m深さ1mの堀を掘って、池と繋げて門の前には木製の橋が掛けられている。
池の中にも川魚を見かけるようになり、たまに釣りをして川魚を食べる事も出来て嬉しくて、流石に魔物肉ばかりでは飽きるのも仕方がないと思う。
拠点の家が満足できるものが出来たので、また修業をする為にギンとルイを連れて森へ出掛けて魔物や魔獣を狩っていく日々を送る。
修業を再開してから一月が経って気が付いたら魔物の素材が溜まり過ぎてアイテムボックスに中に魔物の素材だらけになってしまい、容量はほぼ無限ではあるが管理が大変でいい加減消費が追い付かなくて鬱陶しくなってきていた。
どうしたものかと思い悩みながらも、今日もギンとルイを連れて森へ出掛けて行くと、痩せこけた体長が3mくらいの黒豹の魔物が倒れていて良く見ると腹の方に鋭い爪で跡が四つかなり深い切り傷があった。
「まだ息があるがな、一応治療して見るか」
大きい黒豹の魔物の腹の傷に治癒う魔法を掛けて見ると傷跡が消えた。
「ほれ水の玉だ飲んてみろ」
黒豹の魔物の口の中に水の玉を飲ませると勢いよく飲んだ。
「うん、まだ飲みたいかほれ飲め」
もう一度水の玉を飲ませるとまたゴクンと音を立てて飲み干す。
「魔物肉をやるから食え」
皿に上に魔物肉の塊を与えると凄い勢いで食い始める。
「まだまだあるからいっぱい食って良いぞ」
カズマは余っている魔物肉を次から次へと食わせていく。
「おっ、いっぱいなったか、それじゃ達者でくらしなよ」
カズマは黒豹に別れ告げてギンとルイを連れて森の中を歩いて行く。
森の中を歩いて行くと後を付いてくるので振り返ると黒豹が駆け寄って来てカズマの頬に頬擦りしてきたので、カズマもせっかくだからティムをしてグランと命名して従魔にした。
グランを従魔にしてから魔物肉を沢山食べてくれるので消費が捗る様になって増える事は無かった。
それと我が家に心強い魔物が従魔になってくれたので大変助かっているだけど、グレンが森へ遊びに行って蜘蛛の魔物を連れて来てくれた。
とても可愛い感じで手の平サイズの二体の番で白とピンクの蜘蛛の魔物でハグリとピンキーと命名して糸をお尻と口から出してくれて生地まで作ってくれる。
その生地を使って下着類とかタオルとバスタオルも錬成でつくりだして棚に仕舞っているので、これだけでも快適な生活が出来ている。
今は石鹸の元になる物を物を探しているけど、徐々に良い暮らしが出来ているのでこちらの世界に来た時に比べてたら快適である。
果実のなる木も採集して庭に埋めて、肥料も与えて実がなるのを楽しみにしていて、まだ足りない物が他にも沢山あるけどゆっくりと探す事にした。
カズマの戦闘レベルは169まで上がり、魔法レベルも148まで上がりSP125あってHP5984MP8945となった。
「う~ん、この世界のレベルったMAXはどの辺だろうな、そろそろ人里にも顔を出しても良いかな」
カズマは自分がこの世界でいか程の強さであるか測りかねていた。
「あっ、瞬間移動魔法が取得できるな、それと結界魔法も取得できるか、両方でSP85か取得しておこう」
カズマは人里を行く為に瞬間移動魔法と結界魔法を取得した。
たまには休もうとその日は家庭菜園で種まきをしようと思い、畑仕事に精を出しているとグランが森の方へ出掛けていた。
ギンとルイも庭で遊んでいるけど、かれこれ従魔にして一月半くらい経ったけど割と成長して二人とも体長が2m近くまで成長した。
良いか悪いか分からないがギンとルイはカズマに対しては甘えん坊なんだけど未だに可愛いくて仕方がないと思っている。
グレンはもう大人のなってからティムしているから3mくらいのままで、カズマがあまり口うるさいこと言わない所為か割とフリーダムに過ごしている。
一応グレンには門の傍にグレンが二人分入る家を建てているので普段は外で寝っ転がって寝ているけど、たまに雨が降ると家の中で過ごす。
ただギンとルイにもいつかは家を建てなければダメかなと思案中で、最近では家の中がかなり窮屈な感じになってきている。
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