015話 3人目の妻ルシア。
この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
ルシアは少しの間紹介された従魔達と親睦を図かった後にカズマ達とお風呂場へ行き脱衣室で服を脱いで裸になりお風呂場に入るとシャワーを浴びて身体を綺麗にする。
「あっ、そうだ。石鹸が出来たから、このボディータオルにこうして石鹸を擦って泡立てたら、このケースに石鹸を置いて、ボディータオルでこうして身体を洗ってみてくれるか」
カズマがイリア達に実演をして使い方を教えて試して貰った。
「うん、分かったわ、ふ~ん、あっ、いい香りがするわね、う~ん、なるほどね、気持ち良いわね」
イリアがカズマのマネをして身体を洗いだすと肌がツルツルになっていく感じかして気に入った。
エレーナも続いてカズマのマネをして身体を洗うと気持ち良く洗えて香も好いので気に入ってくれた。
ルシアは流石に利き腕か無く上手く出来なかったのを見て、イリアがルシアの身体を洗ってあげて、シャワーを浴びせた。
その間にエレーナが長椅子の上に3枚ほどバスタオルを敷いて上げて、ルシアが性魔術の受けられる様に整えていた。
「準備は良いわね、さぁ、ルシア、あの長椅子の上に仰向けになって身体の力を拭いて後はカズマに任せればいいわよ、最初は痛いかもしれないけど我慢してね」
イリアがルシアに優しく声を掛けて長椅子まで付き添う。
ルシアはイリアに助言を受けて長椅子に仰向けに横になりカズマを見て一言告げてから目を瞑り、後はカズマに全てを委ねることにした。
「カズマ様、後は全てをお任せ致します。お願い致します」
「うん、俺を信じて任せてくれるかな、それでは始めるね」
カズマはルシアに性魔術を行使して3回ほどルシアの聖宮の中に性魔術の魔力の籠った聖液を出して右腕を完治させた。
「私は我が主の相棒神剣シイラスと申します。この度正妻成られたルシア様、右腕の完治おめでとう御座います。ルシア様に神器の武器を翌朝に贈呈致します。ご希望の武器を教えて頂きますか」
いつもの様に性魔術の治療が終るとルシアの前に顕現してルシアに話し始める。
「神器の武器ですか、私は槍術師ですので槍が欲しいです」
「槍で御座いますね、雷属性と氷属性を操る聖魔槍ルシリアを贈呈します。今晩もこれから励んで頂き回数をこなせば戦闘レベルと聖魔槍の戦闘力も上がりますので頑張って下さい。それでは失礼します」
神剣シイラスは言う事を言って、いつもの様にアイテムボックスの中に戻った。
「お疲れ様、大丈夫かしら」
イリアが治療が終わったルシアに優しく労う。
「はい、本当に治りました。凄いです。カズマ様感謝します。私の出来る限りカズマ様を支えます」
「うん、ルシア、これからよろしくな」
「さぁ、もう一度シャワーを浴びて身体を洗って、お風呂に入りましょうか」
「はい」
ルシアはイリアから手を差し伸べられ、手を握って支えを借りて長椅子から起き上がり、シャワーを浴びてから岩風呂に皆で入りお湯に浸り疲れを癒す。
「ねぇ、ルシア、戦闘の才のある方か魔法に秀でた独身の若い女性が他に居ないかしら住人が増えたから、拠点の守りを固めたいのよ」
「あの、怪我人でもよろしいですか」
「えぇ、構わないわよ、カズマの性魔術は女性なら死んでなければ何でも完治が可能よ」
「でしたら、リスナは剣士ですけど膝を痛めて上手く動けなくなりました。もう一人はロイナと申しまして錬金術師ですが事故で腕をやれて上手く術が使えなくなったのですが如何ですか」
「えっ、錬金術師は欲しい人材だな俺の助手にしたいな」
「あら、カズマにしては珍しく積極的ね、好いわ明日の夕方になったら私が面談するわね」
イリアは拠点の戦力の充実を図り、ついでにカズマの助手も出来ればと思ったけどルシアに聞いて良かったと思い手応えを感じた。
その晩はルシアをメインに5回を2セットと励み、イリアとエレーナは5回1セットずつ特訓に励んでから眠りに就いた。
その晩にカズマが亜神に進化して性欲が高まり、本妻のイリアと再特訓をおこなう為にイリアに抱き付き明け方まで特訓をしてイリアも亜神に進化させた。
朝を迎えてイリアは亜神となったカズマに明け方まで特訓されてしまい、隣で気持ち良さそうに寝ているカズマを見てタメ息を吐く。
イリアは改めてステイタス画面を見て、戦闘レベルなどが非表示となり亜神となってしまった事に複雑な心境になる。
「お早う、イリア、どうしたの何か昨晩はだいぶ激しくカズマに特訓させられていたみたいだけど」
「えぇ、カズマがどうやら昨晩で亜神に進化したいみたいで、その煽りで私も特訓させられて亜神に進化させられたのよ」
「あらま、それってどうなるのかしらね、私もいずれは亜神に進化するのかしら悪いけど注目させて貰うわよ、まぁ、悪い事にはならないと思うけどね」
「うふふ、私と一緒に亜神になりましょうね、エリーナさん期待してるわよ」
「あはは、まぁ、期待して見ててね、あれ部屋の雰囲気が変わってない豪華になっている気がするんだけど」
エリーナは何となくイリアの複雑な心境になる気持ちは理解できた。
「えっ、あっ、そうね、はぁ~、神剣シイラス姿を見せて、これはカズマが亜神に進化したから豪勢になったのかしら」
イリアが神剣シイラスを呼ぶと直ぐに顕現した。
「イリア様、亜神に進化なされておめでとう御座います。はい二人が亜神に進化されたのと住人が増えた事もありまして、女神様が気を良くしてのご褒美です」
「あっ、そうなのね、ありがとう、もう良いわ」
「はい、失礼します」
神剣シイラスはイリアの質問に答えた後にルシアの贈呈する聖魔槍ルシリアを置いてからカズマのアイテムボックスに戻った。
イリアとエリーナはカズマとルシアを起こしてから改めてモーニングキスを交し、聖魔槍ルシリアをルシアに渡してアイテムボックスに仕舞わせてから、二階建てになった屋敷の内装を見ながら、シャワーを浴びる為にお風呂場へ向かった。
お風呂場も広くなり円形の岩風呂も大理石になり、性魔術を行使する長椅子にはエアーマットが置かれてシャワーのヘッドを掛ける壁は全面鏡張りとなり床も大理石と豪華になっていた。
2階から1階に降りる階段にはスロープが付いて守護獣のギン達が2階に上り下りがしやすく配慮されていた。
1階には玄関ホールもあり、応接室と執務室と会議室と食堂もあり、多目的ルームもあって、村長の屋敷の豪華版となっていた。
朝食を食べた後はカズマとルシアはドルード族の家を建てる手伝いに行き、イリアとエリーナは商会で販売する塩と魔道具等をアイテムボックスの収納して商会の本店に瞬間移動魔法で向かった。
カズマとルシィはドルード族の長に会いに行き、区画整理して次々と家屋を建ていき、昼前には必要な家屋を建ててしまい、午後から鍛冶工房を2軒と酒造工房も建てた。
鍛冶工房には鉱石を分け与えて在庫として置き、いつでも鍛冶仕事が出来るようにすると明日から鍛冶工房で仕事を始めて鍋など生活に必要なもの先に造るという事だった。
防御壁が広がっていたので広いブドウ畑を開墾して、麦畑も開墾して種を蒔いてドルード族の生活環境を整えていった。
イリアとエリーナが日暮れ前に来て、またバーベキューを始めて民達と歓談し
リスナとロイナの二人を新たな妻に迎える事に両親とも同意をしてくれた。
その晩から二人も屋敷に住む事になりだいぶ家族が増えて、カズマも大黒柱としての責任が重く感じるようになる。
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