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[SF] ラストリーフの伝説 (1995年)
ラストリーフの伝説 全1巻 (1995年3月)
ソノラマ文庫
著作 秋山完
イラスト 弘司
☆ ☆ ☆ あらすじ
惑星ラストリーフは草原があるだけの牧歌的な惑星だ。
羊飼いのアルはいつも通り、羊との長閑な生活を送っていた。
冬の日、羊たちが霜に覆われた草原の中に倒れた少女を発見した。
少女はフェンと名乗り、アルとの生活が始まるが・・・。
☆ ☆ ☆ 私
ファンタジーから入った私はSFを遠いものと思っていた。
だから読む気はなかったのだけど、ファンタジーを読み漁っていたからか、中二的な偏見で綺麗なイラストだと当りが多いと感じていた。
弘司は大大大好きな『風の歌 星の道』と同じイラストレターさんだ。
SFというジャンルに戸惑いはあったものの、きっと面白いに違いないと手に取った。
ストーリー的にこの文量は多くないか?っていつも思う。
でも読み始めると、だれることなく読み切ってしまう。
そして読了した後にホゥと小さなため息をつく。
小さな幸せを味わえた喜びがここにある。