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ヤバい奴らとヤバい生活 in 異世界  作者: バウム
第一章 神々の襲撃編
10/40

魔王の目的

 



 魔王に、自分の性質について暴露した。

 そしたら、同情されて怒られて、結局は受け入れてくれた。

 こいつは、ヤバい奴だからという理由だけでなく関わるべき友人かもしれない。





「ところで、今後どうするかについてなんだが」




 ふと気になったので、話し合っておくことにした。

 そもそも、今後の行動については離別する流れだと思っていた。

 おれの性質は必ず拒絶されるものだと、そう思い込んでいたため、(といっても前の世界だったら実際そうなるだろう)魔王とは確実に仲間にはなれないだろうと思っていた。


 だがしかし、魔王はおれを受け入れた。

 あまつさえ、自分の方が罪深いだの何だの言う始末だ。

 お人好しと、そう呼ばれて然るべきヤツだと思う。

 敵意のない無垢な人間の村を襲ったとか言っていたが、殺したとは一言も言ってなかったし…本当にこの魔王、甘ちゃん極まりないんじゃなかろうか。

 魔王と呼ぶのもバカバカしいくらいだ。


 そんな甘ちゃん魔王だが、命を助けてもらった恩はまだ返しきれていないと言ってたから、多分この後もおれに情報をくれるなどして一緒に居るつもりだろう。

 てかそうであってほしい。

 大事な仲間の一人目だ。

 作るパーティのコンセプトは「ヤバい奴ら」。

 一人目のヤバいポイントは、魔王のくせして甘いところか。

 ちょっとヤバいポイントとしては弱いが、他のメンバーで釣り合いを取って行けばいい。

 パーティをどんどん選別してヤバくしていくのもまた一興だな…。



 話が逸れた。

 今後どうするかについて、だったな。

 今後も一緒に活動していくに当たって、おれの目的は取り敢えずすっかり忘れていた石版集めとしよう。

 ちゃんと狂ったヤツを探すのも忘れずにな。

 ただ気になるのが、魔王の目的の方だ。

 どうやら、何か大きな目的がこいつにはあるらしい。

 そのために、必殺の「獄炎」を強化したいとか何とか言っていたな。

 つまりは、獄炎ですら倒せないレベルの敵を倒すこと。

 それが魔王の目的なのではないかと、そう予想する。




「あぁ、そのことね。貴方とは、別に関係を絶ったりしないわ。けれど心配すべきは貴方の欲求についてよね…。それについては……、その……私にはどうにも出来ないわ。貴方には力で一切敵わないから、なんと言うか、されるがままね。ただ、貴方が欲求に耐えられなくなったとしても、私は逃げたりしないわ。元々貴方に貰ったような命だし」


「ん?」



 思わぬ方向から話を持ってきた魔王。

 これは、もしかしなくても話がすれ違っているのでは。



「かと言って、殺されたいというわけじゃないわ。私は目的があるからね。だから、貴方には何とか自分で欲求を抑えて欲しいのだけれど…。無理そうなら、まぁ…受け入れるわ。でもその時はまず、一息に殺してからにして欲しいわね。痛いのは嫌いなの」


「ちょまてちょまて」


「何よ?」


「勘違いしてる」


「はぁ?」


「おれは、多分お前を開くことは無い」


「なんでよ…?それならそれで問題無い、というかそうであって欲しいのだけれど…」


「お前は非常に魅力的だが、開きたいという欲よりも一緒に居たいという気持ちの方が強くなったからな」


「…………それって、私を………いや、何でもないわ」



 何か言いかけて急にごもる魔王。

 言いたいことがあるならハッキリして欲しいものだが、取り敢えず置いておいて本題に入る。



「というわけで、それを踏まえて今後のことについてだ。おれは引き続き能力石版を探しつつ、仲間を探す」


「仲間?」


「ああ。おれにもうひとつ欲求があると言ったな。それで解体欲の方を抑えつけていたと」


「ええ、どんなものなの?」


「それが、『狂ったヤツと関わりたい』だ!」


「は、はぁ…?」


「狂ったヤツは見てるだけで面白いし、話してても面白い。そういう奴と友達になりたいんだ、おれは」



 これも、解体欲に比べれば幾分か劣るものの、十二分におれの人生において重要な役割を担っている欲求だ。

 というか、これが無ければ今頃人間の一人や二人普通に開いていただろう。

 危なかった。というわけでこの欲求には感謝してもし切れぬ恩があるといって差し支えない。



「よく分からないけれど、同族と友達になりたいってことね?」


「言ってくれるじゃねーか。その通りだよ」


「…もしかして、私もそれに含まれてる?」


「ヤバい奴パーティの仲間、第一号。セレネリア」


「はぁ…何勝手にパーティに加えてるのよ…。私も狂っているには狂っているかもしれないけれど、そんなパーティに入れられるのはちょっと抵抗感あるわ」


「パーティって概念はこの世界に存在するのか」


「ええ。まだまだ未開拓の土地は世界に幾つもあるわ。そんな場所を探検して地図を描いて売ったり、そこにある宝なんかを取ったりして生計を立てる冒険者たちが数人で結成するのがパーティ。結成したら、冒険者組合に登録するのが基本のようね。魔族よりも人族の方が冒険者は多いかしら」


「なるほど。じゃあおれの目標は、ヤバい奴らを集めてその組合とやらに登録することにしよう。楽しみだなぁ」


「趣味が悪いというか、ロクなことが起きない気しかしないわ…」


「おれの話はいいとして、だ。お前のことが聞きたい。お前の目的って何だ?」


「ああ…それね。いいわ、話してあげる」



 そう言うと共に、居住まいを正す魔王。

 何やら真剣な目つきになった。




「私の目的、それは神々の謀を防ぐことよ」




 とても興味深いな、それは。

 神々と言うと、あの神々だな。

 発光してると錯覚する程の白い布を見に纏った、文字通り神々しいやつら。

 衝動で殺してしまった女神に、武闘派のヴォルテノンさん。

 レーザービームのゼオグリフも、この部屋に居る。バラバラだけど。

 今のところ、後の二人はおれに対して攻撃的であったが、それもこれもおれが女神をやってしまったからである。

 つまり、あいつらはおれの推定では悪者では無いのだ。

 というか普通に、女神は「世界に迫る危機を防いでほしい」と言っていたし、世界からすれば完全に味方なのではないだろうか。


 ていうか。


 おれの目の前で話すこいつこそ、魔王ではないか。

 魔王感全く無いけど。

 てことは、こいつの目的が世界を脅かす結果に繋がるといっても不自然では無いのだ。


 …いや、分かっているのにこんな事を考えるのはよそう。


 この魔王は、お人好しだ。

 おれのような奴に同情し、更には受け入れる、とんでもない甘ちゃん。

 そんなヤツが、世界に害を為すようなことをするハズないと思うのは、当然の流れである。

 人族と敵対して戦争してる時点で害を為してるだろって意見もあるかもしれんが、まぁ種族の違いによるアレだからしゃーない。セーフ。

 とりあえずは、こいつの話を聞くべきだ。



「神族が、何かを企んでいると?」


「ええ。人族と戦争していたのは百年ほど前のことなのだけれど、実は始まり方が不自然だったの。

 私はその戦争を止めるために色々と策を講じた。けれど、そのどれもが何者かに妨害されて、結局戦争が百年前までの約二十年間も続いてしまったのよ」



 前言完全撤回。

 こいつは正真正銘のチョー甘ちゃんだ。

 戦争を止めようと頑張る魔王がどこにいる。

 いた。

 こいつだ。



「それで、その不自然さが神による作為的なものだったと」


「話が早いわね。そう、神性を帯びた人族が居たの。神性を帯びた人族っていうのは、神が擬態しているか《神淵の聖気》を浴びて洗脳されたかの二択になるのだけれど、どちらにせよ神の息がかかっている者が戦争を引き起こし、終戦の策を封じた。それで、神を怪しんでいたわけ」



 なるほどなるほど。

 《神淵の聖気》とやらは恐らく、《魔淵の邪気》と同じ類のものだろう。

 《魔淵の邪気》は、魔族以外が触れると爆散する邪性を帯びた魔子だと教えられた。

 ならば必然、《神淵の聖気》は神の属性である神性を帯びた魔子のことだろう。

 それを浴びて洗脳されるということは、《魔淵の邪気》とは違って、触れただけで死ぬわけでは無いということだろうか。

 にしても神の洗脳、ヤバい響きだな…。



「それで、その神性を帯びた人族を倒して、戦争を終わらせることは出来たのだけれど、その後も神性を帯びた人物による怪しい動きが何度か報告されていたの。それから百年経った今、遂にそれらが魔王城に牙を剥いた」


「あ、もしかして今この魔王城にある争いの跡って」


「そう。攻めて来たのよ。勇者と、神が」



 そういえば、こいつが最初におれの事を誰かと間違えて何やら言っていたな。

 神と勇者が手を組んだ、だか何だか。

 それか。

 ただ、ここで疑問が生まれる。



「あれ?でも、勇者は人間だろ。他にも兵を連れてただろうに、なんで死体が無い?人間は魔体を持ってないだろ」


「……勇者について、まず説明するわ。勇者とは、数ある人間の国でそれぞれ一人ずつ選別される、超常的な力を操る人族のことよ。その力を授ける方法は知られていないけれど、私は神が能力を与えていると考えているわ」


「異界人にも能力あげてるわけだしな」


「ええ。そんな勇者だけれど、一昨日この魔王城に襲撃を掛けたのはグロサール王国の【逆鉾(さかほこ)】マルケス。……意思を逆転させる能力を持つわ……」


「意思を逆転…………」



 先程、魔王は「勇者と神が攻めてきた」と言った。

「勇者率いる兵隊と神が」では無く。

 ()()()()()()()、攻めて来たのだ。

 魔王城には兵が多く控えていたハズだ。

 勇者と神といえど、魔王城の兵隊+魔王が相手とあらば一筋縄ではいかないだろう。

 圧倒的な、物量差があったはずである。

 ただ、「意思を逆転させる力」、魔族にしか起こらない死体の消滅、そして何より魔王の沈痛な表情。



「まさか」



「……そのまさかよ。マルケスの能力で、魔王城の兵の丁度半分近くが『魔王に敵対しない』という意思を逆転させられて、私たちに襲いかかって来たの…」



 これはコントか何かか?

 勇者の能力と行動、邪悪すぎるだろ。

 そんでもって魔王はお人好しで、戦争止めようとするし。

 逆ゥー!



「それで、全員…か」


「…ええ、私が寝返った兵士たちを攻撃したく無いと分かっていたのでしょうね、私の兵士たちは…勇者だけを相手に出来るように、場を作ってくれたわ」



 こんなお人好しの魔王だ、部下もさぞ良い奴揃いだったのだろう。

 こいつが仲間を殺したくないのを分かっていて、かつて味方だった兵たちの相手をあえて受けたのだ。

 魔王の力なら、すぐに圧倒できただろうに。

 魔王の力あんまし知らんけど。

 ん?それを考えると、もしかしてマルケスとやら、相当性格悪くないか…?



「マルケスってのは、お前が仲間を攻撃すんのを躊躇うヤツだって知ってたのか?」


「…ええ。実は、彼は100年前の戦争で魔族と友好関係を結んだ最初の勇者なの。彼を皮切りに、戦争を止めることが出来たのよ」


「ちょいまって。勇者何歳?」


「勇者は、寿命が二、三倍になるのよ。これも神の力だと思うわ。彼は確か、百三十歳ほどだったわね」


「聞いてねーぞ…」



 魔族といい勇者といい、ずいぶん軽々と何百年も生きるなこの世界の住人は。



「本人はすごい穏やかで優しい人で、情報交換や輸出入の為に魔界へ来る度、私の兵士の相談とかにも親身になって乗ってくれてたわ。

 そんな素晴らしい人だから、きっとこれからも人族と魔族の友好を保つ柱になってくれる…って、そう思っていたのに…」


「なるほどなー」



 めちゃめちゃ可哀想な話だ。

 確実に仲間だと思っていたヤツに裏切られる、それが心に深い傷を付けるということはよく分かる。

 さらに裏切り方がだいぶタチ悪いからな。

 ショックも受けるというものだ。



「でも、裏切って兵士を操り、お前に敵対したと」


「…ええ。実は、数週間前からその兆候が出ていたの。彼が神性を帯びた者と接触しているという情報が出てね」


「その真偽を確かめる前に襲撃された」


「その通りよ。そして、私の兵士たちは互いに魔子を消費しきって魔体が崩壊。能力の影響を受けなかった兵士が数人生き残れたのだけれど、神の出現と同時に攻撃を受け彼らも消えてしまった…」


「……」


「その時、ちょうどマルケスを倒せそうだった私は、神の出現に気を取られてマルケスを無力化し損ねた。その隙に神が即座にマルケスを回復させ、二対一の状況になってしまったの」


「そこからどうやって生き残ったんだ?」


「………マルケスを、殺したわ。神に操られている可能性を考慮して、彼はなるべく無力化しておきたかったのだけれど…。私はまだまだ力不足ってことよ」



 ギリリ、と強く奥歯を噛み締める音が聞こえる。

 魔王の表情は痛みを堪えるような辛い顔で、自分自身を責めているようであった。

 正直、何度こいつに驚かされればいいのか分からない。

 裏切り者、マルケス。

 話からすれば、彼は相当な人格者であった。

 そんなやつが裏切るというのだから、信じられないのも無理は無いかもしれない。


 だが、自分の部下に同士討ちをさせ、キナ臭い神と共闘しているヤツを目の当たりにしたその状況で、操られている可能性の為だけに自らの身を危険に晒す魔王の思考。


 そして、殺してしまったことすら力不足だと悔いるその神経。


 どこまでお人好しだと気が済む…いや。

 これはもうお人好しの域に無い。

 狂気だ。

 慈愛たる、狂気。

 この魔王は、博愛という名の狂いに身を委ねているのではなかろうか。

 そんな気さえする。

 おれだけだろうか。

 こんなことを、普通のヤツはするだろうか。


 これからする質問の答えによって、こいつが狂っているかどうか決まると思う。




「残った神は、どうした?」




「再生能力が高いから、獄炎を調整して少しずつ灼いて事情を吐き出させたわ」


「あ、そう」




 急に魔王っぽいことし始めた。

 そういえば、ゼオグリフをおれが殺すって言った時も、何と言うか薄ーい反応だった気がする。

 というか、そもそも獄炎を強化するためにソイツを使って「加護」について色々調べようとしてたわけだし。

 こいつ、神には容赦ないな。

「博愛という名の狂い」だの何だのは、一旦撤回しまーす。




「その神によると、どうやら裏で神智一廻よりも上の存在の神が糸を引いているらしいの。その名前を聞こうとしたら、その神が自爆を始めてね…。

 最期に『ヴォルテノン様万歳!』って叫んで爆発した。それに私も巻き込まれて、あそこまで瀕死になっていたわけ。

 厳密には、ほぼ全部の魔子を使い切って防御したの。意味無いかと思ったけれど、お陰で貴方に会うことができたわ」




 …………………………今なんか、聞き流してはいけない名前が聞こえたような気がする。

 え、ヴォルテノンって、あの武闘派神の?

 おれがリアル手も足も出ない状態にされた、あの?

 あいつ、もしかして悪いヤツだったのか…?

 困惑がすごい。




「ヴォルテノンというのは、《神淵の二柱》の一柱ね。あ、因みに、神智一廻より上の神は七人居て、そのうちの一人がそのヴォルテノンよ」


「へ、へぇ〜…強いんだなぁ」


「ええ。ヴォルテノンは魔法を使えないと言われているのだけれど、それは身体能力と加護に全ての魔子を費やしているからだと考えられているわ。貴方と似たような感じね。私は実際ヴォルテノンを見たことがないけれど、貴方ほど魔子があれば、魔法が使えないヴォルテノンは敵にならないかもしれない」



 実際、ヴォルさんの攻撃はおれにすぐ治る痣を付けた程度であった。

 一方、おれの全力頭突きでヴォルさんの右手は破壊された。

 多分、おれがちゃんとあの神の攻撃を見切ることが出来れば秒で勝負は終わるだろう。

 ただ、あのヴォルさんは見えないほどの速さでパンチを繰り出してくるのだ。あれに対応するのは、難しい。

 これから戦うことになるなら、傾向と対策を分析しなければならない。



「というわけで、私の目的は神々の何らかの企みを阻止すること。恐らくは、勇者を使って戦争を故意に起こそうとしているわ。その理由は分からないけれど。そして、今のところの目標は、ヴォルテノンを探し出して事情を尋ねる。これね」


「敵だと断定はしないんだな」


「あちらにも理由があるかもしれないじゃない。その者から直接害を与えられないうちは味方か敵か決めないわ」


「魔王としての威厳保ちたいんだったらそこで『少しでも叛意を見せた者は皆殺しだ』とか言わないと」


「魔王は魔族の平和を護る者なのよ?そんな乱暴じゃ信用されないわ」


「そういうモンかね…」


「そういうモンよ」


「ま、とにかくお前の目的は分かった。おれも、気が向いたら協力しよう。ただ、基本的に神たちとは友好を深めたいと思ってるからそこんとこよろしくな」


「ええ、貴方にこれ以上貸しを作る気は無いわ。貴方、神を倒すと言っても粉々にしてしまいそうだし。情報収集のために、神は無力化するに留めておかないとだから」


「よし、じゃあ今日は休むとして、明日からどう動く?」


「神界へ行くためには色々と準備が要るわ。三日ほどくれたら、貴方と私の分の神界転移魔法機構を用意出来るわ」


「おっ、おれのも用意してくれるのか。じゃあその間に、おれは石版を探すとしよう」


「わかったわ」




 というわけで、三日の準備期間の後に神界へ行くことになった。

 その内におれは能力石版を見つけて、上位の神に対抗出来る力を持っときたいな。

 魔王も大変だなとは思うが、申し訳無くも手伝う気はあまり無い。

 こいつとの友好関係も大事だが、神とこれ以上関係を悪化させたくないからな。



 さて。

 三日間、気ままにそこら辺を散歩しつつ、石版をゆるりと探そう。






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