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㉗ 襲撃!

最後の夜叉通信収録中に倒れた夜叉をサニと瑞生はAAセンターに搬送しようとしますが、ビジターや侵入者らが阻みます。

【 二〇一五年六月二七日 中篇 】


 警備本部は蜂の巣をつついたような騒ぎだった。住人から殺到した一一〇番通報を受けた県警から報告を急かされていたし、海鳥の襲来と勘違いした住人が駆け込んで来たり、路上で倒れた高齢者もいて、不審者に敷地内に侵入され覗かれたと通報があり、夜叉一行が襲われたとの一報が入り、電話とアラームが鳴り続けていた。

 誰よりも俯瞰して采配を振るうべき警備本部長は、狼狽し、ただ固まっていた。

 そこに、朏から連絡を受けた前島が駆け付け、カオス状態を平定すべく指揮を取った。

「副本部長、住人保護・ビジター管理、消防・救急・応援の誘導に人員を割り振ってくれ。誰も村から出さないように。全員から聴取する。ゲートにも誰か行かせろ。テロ対策は私が連れてきた一隊が向かっている。IDカードを持たない者をビジターホールに集めて、警戒態勢で監視。警備会社の責任者と情報を共有。警備車が襲われている、パトカーも油断するな」



 瑞生は夜叉が心配だった。先程から呼吸音すら聞こえないのだ。カモメのギャンギャン鳴く音で聞き取れないせいもあるだろうが。一号車と搬送車は飛び出してくるビジターや住人を轢かないようにかわしながらセンターの裏口を目指していた。

「暑い…」瑞生は汗を拭った。乗り込んだ時はエアコンが効いていたのに。

一号車のドライバーが、:センター前に人だかりが出来ている! 俺が囮になって前に着けるから、裏口に行ってくれ!:と叫んだ。


 「搬送車が入ったらシャッターを閉める。前輪が入ったらリモコンを押す…」森山はもごもご繰り返した。センターの裏口はシャッター式で、搬送車ごと中に入るようになっている。VIPがお忍びで出入りできるように樹木に覆い隠されてわかりにくいためか、裏口に不審者は現われていないのだが、この大音量の鳥の声で近づく者を察知することなどできそうになかった。



 「あれ!」視力2.0の本永が緑の茂みの中で一瞬煌く何かを発見した。

朏は後続車に合図して離れた位置で車を停めた。田沼の言う通り、切り立つ崖から優に20メートルは緑地帯が広がっている。対テロ対策課の隊員が双眼鏡で微かに動く物二体を人と確認した。

 朏が「まずアラームを止めよう。この騒音は危険レベルだ」と話すのを聞いた本永が田沼に「どうやって止めるんだ?」と訊いた。

田沼は「コントロールボックスが三か所にある。閂を抜いて蓋を開け、テンキーで解除コードを入力するんだ。全て同じ、『19321111』だ」素直に答えた。

「1だらけだな。何の数字だ?」

「私の誕生日だ」

 本永は隣に座る妖怪を見た。妖怪は悪びれる風でもなく、淡々と続けた。「ボックスは緑地帯沿いの道にタイルの目印があるからすぐわかる。順番は問わないが三か所全て入力しないと止まらない。数分おきにボリュームが上がる。まだ会話ができるからマックスではないだろうな。…もし問題があるとすれば、ボックスが膨張する茂みに飲み込まれて、端からかなり中ほどに埋もれている事だ」

 

 危惧した通り茂みは拡張していて隊員のナイフでは歯が立たず、草刈り機で刈払うことになった。断崖絶壁を登りきった後僅か数歩で立ち往生している侵入者は、丘陵を下って接近してきた朏たちを見ているはずだ。特殊工作員を想定して、手持ちの盾を構えて三か所同時に刈り始めることにした。

 田沼が運転席の朏の肩に触れた。「あんた、坊主を連れて行け。私はここで降りる。私が解除すれば藪を刈る幅が最少で済むはずだ」

とことこと隊長の元に行き、田沼は同じことを怒鳴った。退くよう言われても聞き入れず、草刈り作戦が開始された。

藪を刈りだすと、侵入者は発砲した。


 朏はAAセンターに戻る道すがら、侵入者発砲の知らせを受けた。おそらく警察庁の偉い面々は、身動きの取れないテロリストの射殺許可は出さず、確保を命じるだろう。現場で誰も犠牲にならなければいいのだが。


「なんて音量なんだ。拡声器の近くの人、気が狂うのじゃないかな」森山が独りごちた時、樹木のカーテンを破って搬送車が突っ込んできた。

「早く、早く」森山は手を振った。


 「暑い…」瑞生は自分が火照っているのかと思っていたが、夜叉のいるストレッチャーの金具の尋常ではない熱さに気づいた。「夜…」体を起こそうとするとサニに押さえつけられた。

搬送車は何かを乗り越えるとすぐに下り始めた。もう耐えられない熱気。火災の記憶が蘇ってきて、瑞生は叫び出しそうになった。

追ってきた人々が樹木の陰からわらわらと飛び出してきた。デカい十字架を掲げている者もいる。森山はリモコンを振り回し雄叫びを上げて威嚇し、束の間の時間稼ぎに成功した。一人も入れずにシャッターは閉まったのだ。

 滑り込んだ搬送車は突き当りにぶつかって停車し、ドライバーと助手が飛び降りて後部ドアに飛びついた。「今開けるから頑張って!」「消火器を、早く!」

開けたドアから、どぅっと黒煙が吐き出された。表現しがたい嫌な臭いも。森山は消火器を抱えて駆けよったが、熱気と熱風で近づけない。


 テロリストの標的にならないよう身を屈めて刈る隊員は飛び散る枝と棘に晒されて傷だらけだ。身動きが取れないくせに侵入者は散発的に撃ってくる。田沼がまさに“田沼仕様”のトンネルを見て呟いた。「“ちび”が、八三年目にこう活かせるとはな」何重にも折り畳んだブルーシートの上を匍匐前進してボックスに辿り着いては解除する。

 最後のボックスに取り掛かる前に、たまたま銃弾が盾に当たり、バシンと異音を立てた。侵入者は掻き消されて聞こえずともプロらしく手ごたえを感じたのだろう。二人は最後のボックスを狙ってきた。

田沼は自分を庇い覆い被さっている隊員の呟きを聞いた。「さっさと弾を撃ち尽くしやがれ」

ガスン また盾が被弾し、隊員が盾ごと弾かれた。


 音に空白ができるなら、まさにその一刻だった。全ての音が止み、世界が真空になった。解除し終えた田沼をシートごと引き摺りだしている隊員の視線が上空を漂った。

 空の中できらりと光ってテロリストの投げた手榴弾が炸裂した。


 「音が止んだ…」警備本部で皆が手を止めた一瞬の後、爆発音と揺らぎを感じ、騒然となった。

前島は着いたばかりのSAT部隊と腹心の部下を現場に急行させた。


 アラームが止んだ時、屋外にいたほとんどの者は、静寂に却って戸惑い動きを止めた。

AAセンターに着いた朏と本永は表口から警察官に入れてもらい、裏口目指して館内を走っている所だった。二人は田沼の成功を内心讃えつつ走り続けて、今度は火災報知機と叫声の方に進んでいると感じながら、通路を右に左に折れて裏側のエントランスに躍り出た。


 そこには燻った空気と異臭とスプリンクラーの水でじゃぽじゃぽの床に、消火器を持ったまま立ち尽くす森山と水溜まりに座り込むドライバーと助手、絶叫し続ける瑞生を抱きかかえたサニ、がいた。


「これは一体?」朏と本永が搬送車に近づくと、皆が気付いて顔を上げた。その間も瑞生は叫び続けている。

「お父さん! お父さん!」言葉にならない音の合間に父親を呼ぶ瑞生を見て、朏が怪訝そうに見ると、サニは「車内火災で、父親の工場火災の記憶が蘇って錯乱してる」と説明し、暴れる瑞生を森山と看護師に渡した。

森山たちは、「ずぶ濡れだし鎮静剤を打って着替えさせよう」と立ち上がった。本永は「八重樫? お前、夜叉はどうしたんだよ?」と声を掛けた。

 サニが朏を内部が黒焦げの搬送車に導き、車内を見せているのを本永は見逃さなかった。



 屋外ではさながら軍事政権の暴徒制圧シーンよろしく、(居合わせた住人+ビジター)×2はいるように思われる警察関係者の圧勝となっていた。ビジターは列になってホールに連行され、事情聴取を受けていた。住人は戸別訪問のために自宅待機で、警察官が不審者や損壊物の有無を確かめて回っている。爆発物を探していた警備員がプラスチック爆弾を見つけていた。


AAセンターの一階フロアには、田沼が毛布に包まれ置物のように置かれた横を、手榴弾を投げる際枝に指先が引っ掛かり自分の真上に投げてしまいほぼ直撃を受けたテロリストの遺体と、全弾を撃ちきったもう一人のテロリストの自爆した遺体が運ばれていった。自爆を阻止しようと盾無しで体を起こした隊員が手榴弾の破片を浴び負傷していた。


 藤森が自販機のコーヒーカップを田沼に手渡す。

「村を救った本物のヒーローになりましたね」

「アラームを止めただけだ。ちょいと芝居がかっていたがな」


 コスモスミライ村前のゲートは押しかけたメディアと野次馬で膨れ上がっていた。

外部から応援のパトカーや護送車や消防車に救助工作車がぞくぞくと入っていくのに、何の説明もないままゲートに置き去りにされる一般人とメディア。ニュースを見て帰宅した住人、心配して駆けつけた親族も規制線が張られてゲートを超えることは出来なくなっていて、人は増える一方だったのだ。

 テレビで生中継が始まり、宗太郎のツイートはリツイートされまくり、村内の騒動が深刻であると判断した神山県警は周辺の治安維持にさらに警察官を派遣した。



 「夜叉は?」飛び起きて瑞生は聞いた。「今何時?」

「三時過ぎ。スプリンクラー浴びたのに、目の周りの煤がパンダみたいだぞ」本永が濡れタオルをくれた。

拭くとタオルが黒くなった。「夜叉の煤だ。…本永、夜叉が燃えてしまった…」

本永は座ったまま冷静に言った。「やっぱり、自然発火したのか?」

涙がまだ黒い。瑞生は頷いた。



 前島と警察庁幹部と神山県行政幹部や厚労省、港湾基地自衛官など多種役人が水の引いたエントランスで実況見分を横に、話し込んでいた。

 「ヒメネス医師の話を鵜呑みにするのか?」

「映像で確認できますが、トリックは無いですよ。車内カメラが夜叉の燃えるところをはっきり録っていましたから」前島が答える。

 「この黒焦げを夜叉だと発表するのか? 本当は生きていて政府機関に幽閉されたとか、拉致されて海外に連れ去られたとか、もっともらしいフェイクニュースで大騒ぎになるぞ。何したって信じちゃもらえない」

 「テロリストはばらばらで残留物も大したこと無いのだろう?」

「付近の海岸の浮遊物を回収しました。某国製のシュノーケルなどですが、まぁ浮遊物と言うだけですよ」

 「村内の騒ぎはなんだったのか?」

「まず、夜叉通信を見て訪問を熱望した知り合いや親戚に住人が安易にビジター申請をしたのが発端です。これで村の居住地エリアにやたらと訪問客ビジターがいることになった。搬送車を追うなど迷惑行為はしていましたね」

「自家用車のトランクに無届の不審者を隠してピストン輸送していた住人の女を取り調べています。村に害意のある者を選んで運んだ。夜叉の警備二号車を襲ったのはこの連中です。住人の車のトランクを調べなかった警備の温さに付け込まれましたね」

 「それだけじゃない。“警備本部長”がやらかしてくれたようだな。“何もしない”なんてあり得ないだろう」

 「もう一人、闇サイトで募った者を招き入れた住人がいると聞いたが?」

「ナイフ・拘束具・スタンガン等を所持していた逮捕者の保存メールで確認しています。夜叉暗殺を依頼していました。車椅子の住人とヘルパーです。別々に取り調べれば口を割りそうです。動機は想像がつきますが…」

 「こりゃ記者会見はたいへんだぞ…」

 「何をオープンにして、何を覆い隠すか。テロは米軍基地の足元で不興を買うし、夜叉の件も情報公開には政治的判断が欠かせない。難しいことになってたなぁ」


 別室で夜叉が搬送車に載せられた時からの映像記録が鑑識と医師陣により精査されていた。クマちゃんの提案で、夜叉の姿が常に記録されるように取り付けられていたのだ。

 そのクマちゃんは、夜叉搬送の際、覚悟を決めて夜叉邸に残っていた。慌ただしい警察官の動きと異常なアラーム音に、夜叉の最期の家と品々を守るべく待機していたのだ(実際混乱に乗じて夜叉邸に辿り着きドアを叩きまくって排除されたビジターがいた)。



 「車の中で、夜叉が何か言おうとした。でも、もう声が出なかったんだ」瑞生がまた込み上げる嗚咽を抑えようと歯を喰いしばって言うと、本永はあやすように頭をポンポンした。


 神山県警幹部はサーモや赤外線で車内にどんな形であっても生命体はいない事を確かめてから鑑識を車内に入れた。運び出された炭化した人型物体を、瑞生は見せて貰えなかった。


 サニは遺体の崩壊の危険を指摘した。だからと言って触れずに済ますわけにもいかないので、検死官と解剖医は協議した結果、DNA検査が可能か皮膚片或いは内臓片を採取することになった。

 カメラ三台で記録する中、空中に差しのべられた夜叉の腕らしき黒焦げにピンセットが触れた途端、夜叉は崩れた。炭化した身体はサラサラッと粉より細かい粒子になって黒く煌いたかと思うと、空気中に溶け込むように消えてしまった。

後にはあっけにとられた白衣の解剖医たちと、立ち会った役人、前島も、呆然と立ち尽くすだけだった。


 

 警備本部ではサイバー課の応援を受けて、ビジター及び住人の撮った映像をチェックしていた。

警備局は、テロリストが断崖絶壁から侵入するという暴挙を敢行したのは、村内部に協力者がいるか、ビジターに紛れ込んだ仲間と共同破壊行為に出る計画だったから、という見立てを持っていた。前島は、藪の手強さを知らずに立ち往生した点から見て、内部協力ではなく、仲間の紛れ込みと考えた。そのためにも映像記録を集積して、村にいた全員の行動を時系列で把握する意味は大きかった。


 村のゲート付近の混乱と、近くの警察署のスペースを考慮すると、ビジターを村外に移動させるリスクの方が大きい。空いている国際会議場も使うことにして、『親族の見舞い目的』と『村のインスタ写真狙い』のビジターを移動させて聴取する事になった。『行動が不審』『所持品が問題』『夜叉に何かする目的』のビジターは引き続きビジターセンターに勾留される。自宅待機の住人に、巡回訪問した捜査員がビジターとの関係を確認するのも手間だが欠かせない作業だ。

 住人の中で重要参考人扱いなのが、ロハス女と八重樫宗太郎と曽我光代だ。協力を仰ぐ人物として藤森と田沼が呼ばれていた。


 警備局の刑事は宗太郎と曽我を離す事が肝心と考え、空き部屋の確保に苦心していた。通路を行き交うビジターや警察官、不慣れな応援部隊…、一瞬訪れたバッドタイミングというのか、ロハス女と元自治会長の田沼が接近遭遇してしまった。しかもフリーで。



 「あんたの大切な村がボロボロでいい気味だわ」遭いしなにロハスが嫌味を見舞った。場違いな白いひらひらドレスを着ている。聴取前に着替えてきたのだ。

「真のロハスを究めたければハワイに住めばいい。あいにくここは日本のトッタンだ」

飛び散った棘で傷ついて絆創膏だらけの顔の田沼がぎろりと睨む。

「私がロハスを実践する邪魔をしたのは他ならぬあんたと馬鹿みたいな綺麗事を押し付ける住人規約じゃないの」

 田沼は鼻息とも溜息ともつかない息を漏らした。

「この村には保護すべき神社仏閣も史跡もない。中心になる物がないんだ。企業や大学の研究施設は機密保持が妨げになって、村の中心にはなりえない。建村のスピリッツを伝承する行事もない。自然と住人は入れ替わる。村に守るべきスピリッツがないのなら、いずれ品のない小金持ちやりたい放題村になる。だから、事細かく規制した規約が必要になるんだ。守ることで、特別な住人である自覚が芽生えるような厳しい規約が」


「つまり、ビジネスの芽はない、と?」ぴらぴらしているベルトをいじりながら、どこか気の抜けた声だった。

「あんた、家は“ホーム”だ。寛ぎ・団らん・リフレッシュ。ともかくオフのための箱だろ? なんでそんなに商売の道具にしたいんだ?」田沼の根本的な質問に、ロハスも首を動かして、達磨のような目に焦点を合わせた。


一瞬だった。

ロハスがふわっと白いベルトを新体操のように宙に放ったのだ。通路に居合わせた全員がビジターセンターの高すぎる天井に白いシフォンが弧を描く様を見ていた。その隙を突いてロハスは田沼に殴り掛かった。

ところが老いたりとは言え田沼は柔道の有段者で、繰り出されたロハスの拳をかわすと、身長差を利用してそのまま一本背負いに入った。


「グエッ」

ヒキガエルのような音を発して田沼はロハスの下敷きになった。身長差もあるが、体重差は如何ともしがたかったのだ。常時柔よく剛を制するわけではないのだ。

慌てて周囲の者が圧死の淵から田沼を救助した。ロハスは田沼の上でわざとバウンドしていたので『殺意あり』とみなされ緊急逮捕となった。

田沼は救急車を呼ぶより早いからとAAセンターにパトカーで運ばれた。



              【 六月二七日 後篇に続く 】

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