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邪神の使い  作者: 日月
第一章 邪神の仕事
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第5話

邪神の住居ってやっぱり玉座の裏にあるのな。玉座から階段を降りると広い部屋に、また玉座があった。更に脇にある扉から廊下に出て、廊下を挟んだ正面の扉の先には様々な世界の物が置かれたリビングがあった。明らかにコタツとか場違い過ぎるし、大きすぎるバランスボールに人が入れる穴が空いた物や用途の分からない金属の塊、見たこともない言語で書かれたファッション雑誌、食べかけのポテチ、電子レンジ、魔方陣が刻まれた鏡などなど。



「汚ったねー、ゴミ屋敷かよ掃除しろよ。突っ込み追い付かねーよ、て言うか日本製品多すぎじゃね!!電気どうしてんだよ。いや、まずどうやって仕入れてんだよ。教えろください。」



なんちゃって女神は未だ涙目だったが、自慢するように胸を張って話し出した。



「神の世界には神界通販ってのが有ってね。毎月のお給料で異世界の物が買えるのよ。換金もできるし、入り口の鏡から異世界にも行けるわ。電気は魔法で(ゴスッ)イター。」



ひきつった笑みを浮かべたプルトゥー様の拳骨か落ちた。主を殴ってるわけだけど、あまり違和感がない。



「今日は眷属を召喚するから、片付けるように言った筈ですよね。言いませんでしたっけ?。」



「聞いたけど、聞いたけど、こんなの一人で片付けられるわけ無いじゃない。変な物ばかりあるから、メイドも寄り付かないのよ。それにプルトゥーだって片付け出来ないくせに、他神かみの事言えないでしょ。」



「私は仕事が出来るからいいんです。ヘネス様こそ、仕事出来ないんだから家事くらいやってください。それでなくとも貴女は、」



2人ともワーワーギャーギャー言い合いを始めて俺の事など忘れてしまった。あれだ、2人ともダメな神だ。神以前に女としてダメダメだ。終わりそうにないし空き部屋を探して休ませてもらおう。



「今、私達の事を神以前に女としてダメダメだ、って不敬な事を考えたのは、だぁれ?。」



2人の女神の首だけがコチラヲムイテイタ



あっこれ死んだわ、いや、死にはしなかったけど、死ぬほど怖かった。初仕事は邪神宅の掃除でした。色々落ちてて目のやり場に困ったが、監視(精神)と監視(物理)が居たため気を抜けなかった。夜通し掃除して、終わったのは夕暮れ時だった。ようやく自分の部屋に案内され死んだように眠り、目が覚めたのは翌日の朝だった。プルトゥー様は怒らせないようにしよう、そうしよう。


書きながら投稿しています。後から修正して調えているのでさっきと文章が変わったりしますが。あまり気にしないでください。

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