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願いが叶うなら  作者: 汐野悠翔
夏物語
21/98

夏の終わり 秋の訪れ



***




神耶と葵葉。二人の様子を少し離れた場所から、微笑ましげに見守っていた師匠。

だが、微笑みの中には、微かな悲しみが混じって見える。



そして・・・・・・

師匠の口からは、ポツリと小さな、不安げな呟きが漏れた。




「神耶・・・・・・そこまでですよ。一人の人間に干渉出来るのは・・・・・・。

それ以上、葵葉さんに踏み込んだ感情を持ってしまったら、あなたはきっと、あなた自身の身を滅ぼしてしまう。

そこまでに、留めておいて下さいね・・・・・・」





そして、二人から視線を外した師匠は、ゆっくりと踵を返す。

ふと、足元に視線を向ければ、この夏を一生懸命駆け抜けたのであろう、蝉の死骸が目に入った。


もうすぐ夏が終わる。

夏が終われば、次は秋がやって来る。

こんな季節の変わり目は、何か新しいことがはじまりそうな、そんな予感に胸が踊るものだ。


巡りくる新しい季節には、いったいどんな出来事が待っているだろうか?

今しばらく、秋の訪れを待とうではないか。








『願いが叶うなら -夏物語-』 完結








ってなわけで、とりあえず序章的な立ち位置の夏物語は、これにて完結です。

拙い文章、誤字脱字の嵐だったかとは思いますが、ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。感謝です。


夏物語自体は、これで終わりですが、『願いが叶うなら』自体は、まだもう少し続きますので、これより先も、お付き合いいただけますと嬉しいです。


ではでは、これより先「秋物語」をお楽しみくださいませ

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