表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リア充もいいじゃん。  作者: 浅咲夏茶
第五章 無差別殺人事件、地震、そして――
45/70

5-1 繁華街へ

 その事件の起きる約四時間前。時刻にして朝八時。洋食店神上は今日も休店していた。理由は簡単。私的な目的だからだ。新潟の市街地へ遊びに行く、ただそれだけのことだ。


 今回は、俺と玲香の昨日のような「デート」ではなく、四人で(俺、玲香、美玲、後峠)買い物に行く、ただそれだけのことなのだ。服を買いに行くだとか、本を買いに行くだとか。でもそれをしに新潟に行くくらいなら、近くのイ○ンで整えた方が安上がりだし、歩く量も少ない。


 だが本来の目的はそこではなくなってしまった。後峠が車で移動中に、車内で「声優さん達のサイン会に行きたい」と言い出したからだ。


 それまでは単なる「買い物」にしか過ぎなかったのに、後峠のその一言で全てがガラッと変わったのだ。何処に行くかだとか、全て。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ