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リア充もいいじゃん。  作者: 浅咲夏茶
第五章 無差別殺人事件、地震、そして――
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5-0 事件ノ序

 これは幻想だろうか。人がバタバタ倒れている。


 ある者は腹部から血を流し、ある者は眼球が取れ落ちている。ある者は頭をトンカチで叩かれそこから血を流し、ある者の目玉はもう無い。


 考えるだけで、伝えるだけでも無残な光景が広がっていた。現在時刻は午後十二時を過ぎた頃。人々の行き交うこの「万代シテイ」で、殺人事件は発生した。


「玲香、逃げよう!」

「……うん!」


 俺も玲香も逃げた。逃げて逃げて逃げまくった。万代シテイから遠ざかるように。


「――どうしてこんな無残な光景になっているんだ。なんで、なんで……」


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