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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
85/190

83 やっぱりシルヴァさんは黒かったです

「なあ、シルヴァ。どうして同盟を結んだんだ?早すぎないか?。」

「簡単な事じゃ。最後には魔王が勝つからじゃ。勝ち馬に乗るには早いほうが良いからの。」


「??奴隷を解放するから?身分の差を無くすから?そんなので勝てるのか?」

「違うぞ。金儲けを評価するとしたからじゃ。

 ヤツの強さは年中戦が出来るという事じゃ。蝮王も農繁期に何回も攻め込まれ最後には兵を集めることさえ出来ずに破れた。

 他の王も皆同じじゃ。農業を主としている間は農閑期にしか戦は出来ぬ。せいぜい鉱山を開発して手に入れた金銀で兵を雇うぐらいじゃろ。

 あやつは違う。央華では昔から蔑視されておった商人を評価したのじゃ。商人はこぞって金を出そう。その金で央華の余って居る男を兵として雇って年中戦をすれば・・・たとえ戦に負け続けても最後に立っておるのはアヤツじゃろう。


 アヤツさえ居らねば・・・負けそうな方に肩入れして、盛り返せば別の方に肩入れし、央華が四分五裂になるように持っていったのじゃがのう・・・」


「(・・・シルヴァさん、なんか黒いっす・・・)」


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