54 特訓(35日目)
(35日目)
最近は、魔力を循環させてのインディアンマラソンで次の村まで移動し、日が暮れるまで村の開拓や井戸掘りに協力している。
「ふむ、最近は「超回復」で声を出さなくなってきたの」
「流石に何百回も掛けられているとな・・・。魔法を掛けてもらう時にジッとしているだけならまだしも、絶叫をすると村のみんなに変人と思われるからな。」
「単なる回復に見えるから、虚弱体質と思われておるかもしれんがの。」
「言うな!。だいたい、白銀の「祝福」を掛けてくれていたらこんなに疲れずとも良かったのに」
「それでは、修行にならんではないか。
しかし、動きながらの魔力循環は大分出きるようになってきたの。次の課題を始めても良いかもしれんの」
「次の課題?」
「うむ。体内を循環させながら、皮膚から2~3ミリの所を薄く覆うようにして魔力を張り巡らしてみるのじゃ。」
「それって意味あるのか?」
「まず、攻撃魔法の被害の軽減、剣や矢などの危険な物の察知、気配を絶ったり、ある程度音を消して歩くことが出きる。」
「なんか凄い技術だな。」
「効果が低い割に消費魔力が大きく、精密な魔力を使う技術が必要なため使える人間はほとんどおらんがの。」
「おい!」
「今後のために必要となってくるのじゃ。
さあ、循環している魔力を全身から薄く押し出すようにイメージするのじゃ」




