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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
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48 特訓(8日目)2

・・・魔力増強の「超回復」で十数回のたうち回った後・・・



「今日はこれぐらいが限界かの。少し早いが終了じゃ。」

「うぐっ、ありがとうございました。

 ところで、俺の魔力は今日の修行でどのぐらい上昇したんだ?あれだけ苦しい思いをしたんだ、倍ぐらいにはなっているんじゃないのか?」


「まあ、5%ぐらいかの」

「5%?いやいやいや「超回復」を10回ぐらいしたじゃないか。冗談キツイよ。」


「その位ですわよ?だいたい、成人以降に魔力を使い果たしても1%も増えたりしないものですわ。」

「紅音の言う通りじゃ。だいたい、0.5%でも多いぐらいじゃぞ。それもこの乾闥婆王たる儂が、お主の魔力の限界を見定めているから出来るのじゃ。

 考えてもみよ、毎日0.5%ずつ増加すると一年で6倍以上になるのだぞ。」

 

「えっ、じゃあ何で皆は訓練をしないんだ?」

「2つ問題があるからじゃ。

 1つ目はやる気の問題じゃ。

 お主も感じたじゃろうが、魔力を使い果たすと非常に苦しい思いをするのじゃ。一般の人間は生活に困らないだけの魔力を持っておれば、苦しい思いをして増やす必要を感じぬ。

 また、魔術師や魔法剣士など魔力が必要な人間は、魔力を使い果たしておる時に襲いかかられては危なくて仕方がないからの。

 2つ目は、危険なことじゃ。

 お主の場合は儂が限界を見定めておるから問題ないがの、普通は10回も魔力を使い果たしておれば1回ぐらいは限界を越えてしまい死んでしまうのじゃ。

 このため、魔力を使い果たさずとも増える幼少期を除いて、魔力を増やそうとする人間はおらんのじゃ。」


「えーと、俺の魔力は一般の人と比べてどのぐらい多いの?」

「というか、どのぐらい少ないのか、じゃの。お主の魔力を1とすると、一般の人間で20~30、一般の兵士で50ぐらいかの。勿論、魔術師などは見習いでも100以上は持っておる。」

「俺の魔力って・・・・」


「我が君、シッカリなされい。我が君の魔力は昨日生まれたばかり、10年以上鍛えられた魔力と比べるのは、他の人に失礼と言うもの。これから増やせば良いのではないか。」

「白銀・・・すまん。一流の指導者に鍛えてもらっているのに、シッカリしないとな。

 シルヴァ、紅音、白銀、黒姫、明日からもよろしく頼む。」


「その意気ならば今からでも修行できそうじゃの」

「・・・明日からでお願いします。」

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