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42 特訓(5日目)
(5日目)
滝の脇でテントを張って野宿をした翌日、朝から滝行である。
「なあ、朝から滝行なんてメチャメチャ寒いんやけど・・・」
「冬でないだけマシじゃ。」
「いや、昨日もそうだけど俺一人だけで行くの?」
「なんじゃ、奥さん達の濡れた姿を見たいのか?昨晩さんざん見ておっただろうに。」
「ちがっ「我らは十分以上の魔力を持っておる。修行をする必要は無いのじゃ。それに、外では魔物も出るのでな、警戒を怠るわけにはイカンのじゃ。ほら、とっとと行くのじゃ。」」
・・・結局、魔力は身に付かなかった。
午後、体力作りのインディアンマラソンの時にシルヴァに話しかける。
「なあ、本当に俺は魔力が持てるのか?」
「持てるのかと思っている間は持てん、必ず持つと思わねば持てんぞ。魔力はイメージじゃ、お主なら自信過剰なぐらいがちょうど良いぞ。
しかし、走りながら話が出きるとは余裕じゃの。少し負荷を掛けるかの。「風の蛇」」
シルヴァが呪文を唱えるとイチローの腕と足に空気がまとわりつき重くなる。
「おい、これは無いやろ。いや、ほんとゴメン、信じるから、信じてるから。」
・・・結局、昨日の2倍の「超回復」をくらうことになった。




