36 特訓(1日目)1
(1日目)
「まずは、体力作りじゃ。お主は一般人の体力も無いからの」
紅音、白銀、黒姫とイチローの4人で、インディアンランニングを行う。
ランニングをしながら、最後尾の人間が先頭まで全力で走るトレーニングである。
ちなみに、シルヴィアは魔動式の馬で4人の脇を駆けている。
もちろん、最初にへたばるのは、イチローである。しかし、彼は諦めない。
動かなくなった足を叩きながら叫ぶ
「動け、動け、動いていくれ」
「ほう、もう限界のようじゃの」
「いやだ、あれだけはイヤだ。まだだ、まだ、待ってくれ、まだ俺はやれる。もう少しなんだ、もう少し、」
「時間が勿体ないの、「超回復」」
「#)%$B)O)」
白目をむいてピクピクと痙攣しているイチローの隣で白銀と黒姫がシルヴァに問いかける。
「しかし、ここまで激痛のはしる回復を行う必要が有るのか?」
「何を言っておる、普通の「回復」では、元の体力に戻るだけじゃ、それでは折角トレーニングで筋肉を壊した意味があるまい。
「超回復」で以前以上に回復してこそ体力作りじゃ。そのためには激痛もやむを得ない。」
「とか言いながら、楽しんでんちゃうの~」
「ま、少しはの」
「ぐは、やっと呼吸が出来る・・・。なあ、シルヴァなら痛みがない「超快復」を造ることも出来るんじゃないのか。」
「まあ、儂なら出来るじゃろうの・・・だが、断る。」
「おい!国王命令だ、直ちに痛みの無い「超か」」
「そこまで元気ならば休息はもう良いの。さあ、もう一度、インディアンランニングじゃ。それとも、「超回復」が良いのか?筋肉を壊していないから痛みが走るだけになるがの。」




