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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
34/190

33 それでいいのか?

「イチロー殿、心配するな。この白銀が臣下として全力で支えよう。」

「もちろん私もですわ。幸いにも、白虎の王族として多少、王としての心得もございますのでお教えいたします。」

「(それは、2人が王を出来ない理由であって、あんたが引き受ける理由ちゃうやろ)いや、イチローはん、だま」


「あ~、盛り上がっているところ申し訳ないのじゃが、紅音、黒姫、白銀にはそれぞれ、「輝妃」「祝妃」「篤妃」つまり王妃として王を支えてもらいたい。」


「おい。」

「なんじゃ、この3人に不満があるのか?贅沢なやつじゃの。」


「別に不満があるわけじゃないが・・・ってそうじゃない!いきなりすぎるだろ。」

「何を言っておる。今の東夷の状態で、王だけで王妃が居なければ、他国からどんなチョッカイを出されることか・・・、それに、お主の警護をするのに王妃という立場は役に立つ。」


「役に立つって・・・」

「一番警護が手薄になる、風呂、トイレで一緒にいてもおかしくないからの」

「風呂はともかくトイレはおかしいやろ!」


「まあ、それは冗談としても、この3人では不満か?」

「いや、3人の気持ちがどうかという問題が」

「(だから、イチローはん、王さん引き受けるときもほうやけど、そういう言い方したら断れんように持っていかれるって)」


「ほう、では3人に聞いてみるとしよう、王妃になるに否はあるか?」


「その前にお伺いしたいのですが、ご主人様は私が裏切るとお思いですか?」

「いや、紅音が裏切るなんて思ったこともないし、俺も紅音を裏切る気はない。」

「ありがとうございます。そのお言葉で十分ですわ。生涯、お仕えいたします。」


「私も、イチロー殿は剣を捧げるのに値すると考えている。」

「うちも、同じや、(まあ、足りんところは後で鍛えたらええし)」


「ぷっ、クククッ、なんかお主が望んでおった色恋の回答では無いようじゃの?」

「ほっとけ!」


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