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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
20/190

20 試合1

朱雀国から、「白銀」「黒姫」と呼ばれる人達が来てから一週間が経っている。

別に部屋に籠もる命令をされたわけではないので、自由に歩き回っているが意外に会わない。


「別に会いたいわけではないんだけど、なんか気になるんだよな~」

「ふむ、気になっているのなら、ちょうど良いの。」


「っ!シルヴィアか驚かすなよ。」

「いや、白銀と黒姫を紹介しようと思っての」


「白銀だ。会うことが出来て光栄だ。」

「黒姫や~、仲良うしてな~」


「日本語!」

「この一週間、二人は日本語を学んでおったのじゃ。まあ、魔法を使ってじゃがの」


「失礼があってはあかんからな~」

「命令を果たすために協力してもらうのに、これぐらいは当然だ。」


「ほな、ちょっと失礼するで~」

「えっ」


 目の前に黒姫がいたかと思うと、次の瞬間、天井を見ていた・・・

「これで「倒した」で~。命令完了や。痛うなかったやろ?」


「いや、痛くなかったけど、なにがなんだか・・・」

「足を払ってな~、痛くないように床に横たえてん。倒せ言われて、暗殺しか思いつかん堅物とはひと味違うやろ?

 ところで、イチローはんのアドバイスでメチャメチャ紅音はんが強うなったんやって?一回、闘わせてくれんかな~。」


「(怒)良いですわ、阿修羅王、夜叉王、一度に相手して差し上げます。」

「・・・いくら竜王でも、戯れがすぎるぞ?私たち二人を相手にして勝てるとでも?」


「あまり、手の内を見せたくありませんの。」

「良いやん、白銀。ほな、お言葉に甘えて胸を貸してもらおか~。(私よりチョット小さいけどな(ボソッ))」

「ぬ!私は小さくありませんわ、普通でしてよ!」


(そうですよ。小さいのは・・・)

「イチロー殿・・・その視線は何だ?私はスレンダーなだけだぞ?(ニコッ)」


(阿修羅王さん・・・顔が笑っていますけど、目が笑っていないです・・・)


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