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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
18/190

18 紅音1

-side 東夷 -


 2週間後、白虎から帰ってきたチルドが、ブルネット、シルヴァ達の前で報告を行っていた。


「チルド、ご苦労でじゃったな。」

「とんでもございません」


「しかし、スカーレットを偽者と言い切るとはの・・・。」

「・・・とんでもないこと」


「当然ですわ。チルドと同じ能力を持つものが何体も入国している、白虎王としてはそれ以外の選択肢はあり得ません。」

「すかーれっと・・・」


「しかし、偽者である私がいつまでもスカーレットと名乗るわけにはいきませんわね・・・。ご主人様、名前を付けていただけませんか?」

「えぇ・・・良いのか?」

「えぇ、お願いいたします」

「・・・では、・・・紅音あかね)、今日からお前の名前は紅音だ」


「・・・しかし、アカネはにほんごがじょうず」

「あぁ、ご主人様と話せないのは問題がありまから。魔法も使わせてもらって、3日で覚えさせていただきました」


「ところで、ブルネット。白銀と黒姫が遊びに来るそうじゃ。朱雀王の命でイチロー殿を倒させて欲しいとのことじゃ。」


「おい!平然とした顔して、なんつーことを言うんだ!俺が殺されても良いのか!」


「安心せい。殺しはせんと約束してくれている。どれだけ痛めつけられても、ヒールの魔法をかければ良い。」

「痛いのもイヤや~~」


「シルヴァ!何を言っているのです!」

「ご安心下さい、ご主人様。私が付いておりますわ。阿修羅王、夜叉王といえども指一本ふれさせません。」

「紅音、ブルネット様・・・頼りにしております・・・うぅ、よろしくお願いします」


「ご主人様、お任せ下さい。ところでチルド殿、一度手合わせを願いたいのですが・・・」

「よろしいですよ」


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