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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
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102 武丸の旅5

「アネット姉、あれは何?」

「クモの巣ですね。・・・今まで見たことは無かったですか?」


「うん、クモが巣で獲物を捕らえるのは知っていたけど、初めて見たよ。」

「・・・掃除はチルドに任せていたので巣を張る前に追い出していたみたいですね。」


「綺麗な形をしているね。」

「良く見て下さい。一番外が外枠、中心から外枠に張られた縦糸、螺旋状に張られている横糸が有ります。

 この内、ねばねばした横糸で獲物を捕らえて、縦糸を踏んで移動するのです。」


「へぇー、糸にも役割が有るんだ・・・アネット姉、チョット思いついた技が有るんだけど試してみて良い?」

「どんな技なの?」


「まあ、見ててよ。「我は構築す、クモの巣」」

魔力がクモの巣のような形を構築した。


「これで相手の接近を知って、からめ取るんだ。」

「今、創った技にしては良くできていますが・・・糸と糸の間を踏んで移動されたらどうするのですか?」


「魔力の糸は震動を感じられるようになっているから糸の間を踏まれても感知できるんだ。」

「では、こんな風に空中から攻撃された場合は?」

ブルネットが小石を拾って、軽く武丸に投げる。


「あいた!・・・それは考えてなかったけど、酷いよアネット姉。」

「飛び道具で攻撃されるのは当たり前です。」


「う・・・じゃあ、こういう風に空中にも広げてみたら良いよね。」

「ファイアアロー(弱)」


「うぁちゃちゃちゃ」

「魔法にはどう対応するのです?それに、魔力の消費が多すぎます。」


「うーん、じゃあこれはどう?」

「ファイアアロー(弱)・・・考えましたね、魔力は吸収してクモの巣を構築する魔力とするのですか・・・」


「そうだよ、今考えたんだけど中に入ってきた敵の魔力も吸収できるよね。」

「本当にできそう?」


「試してみるよ。」

魔力が吸収されるのを感じ、ブルネットは自分から魔力が吸収されないようにコントロールする。

「アネット姉、ゴメン返すよ。」


吸収された魔力が帰ってくるのを感じてブルネットは武丸に話しかける。

「これは凄いですね、よほど魔力のコントロールが出来る人間でなければ吸収を防ぐのは難しいし、防いだとしても魔法を使うのにだいぶ制約ができますね。」

「それに、今、アネット姉にしたように味方には魔力を与えることもできるよ。」


「移動しながら使うことはできますか?」

「まだ、そこまでは出来ないよ・・・全然ダメだね。」



「そんなことは無いわ。凄い術だと思いますよ(ただ、武丸しか使えないと思うけど・・・)、なんて名前を付けるのですか?」

「クモの巣陣はどうかな?」


「術よりもネーミングセンスを磨く必要がありそうですね。」

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