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快楽殺人鬼

ちょっとグロいです

□□□□


「それでは、また明日!」


妙にテンションが高い担任のSHが終了し、放課後が訪れる…


「帰るか……」


と言っても裕弥は部活に所属していないので授業が終われば寮に直行となる


「裕弥~帰ろ♪」


「担任に負けてないな…お前」


やはり雪が俺に話しかけてきた…


使者は部活には参加しない魔法戦争で魔術回収をしなければならないからだ。


「今日、仕事入ってるの?」


「バイトのシフトみたいに言うな!」


裕弥はポケットからスマホを取り出し、ディスプレイを一瞥する。


「…教会からの指示は入ってないな」


「そっか♪じゃ~ちょっと一緒に来てもらいたい所があるんだけど…」


雪がそわそわしてこちらの表情を伺ってくる。


「ちょっとだけな……」


「えっ!ホントに…やった~」


ある意味、仕事より面倒かもしれないと思いながらも雪を眺めて裕弥は笑った…


「こうゆうのも…たまにわな」


夕日で紅く染まる空を仰ぎ見て裕弥はひとりつぶやいた。



◆◆◆◆


ガャガャ…ガャ…ガャ


鉄製のネットを揺らすような不快な音が響きわたる。


《国立生物研究所》の地下二階には一人の若い男の前で不快音が鳴っていた…


白衣に身を包んでいる男は漆黒の髪の毛をかきあげ微笑した


メガネの下には感情のない瞳が目の前の実験体を見下ろしている。


右手には不気味な形状をした血まみれのナイフが握られている。


「……細胞が弱いな…だが、理性が少しは働いて入るようだな…」


無感情に背後にいる研究員たちに男が告げる。


「やはり…捕獲対象が高年齢すぎです…」


そのうち一人の研究員が男に返答する


「ふむ……材料の質か…」


「だったら、若い人間の細胞を入手すればいいじゃないですこと…」


もう一人の女性研究員が男に微笑み混じりに提案する。


ガャガャ…ガャ…ガャ


「とりあえず実験体を処理するか…」


男はナイフをもつ手とは逆の手で白衣から銃を取り出し、ためらいなく目の前の何かに発砲した。


「ゴォォォォォ!!」


男は悲鳴を上げる実験体を見て微笑んだ…


次の瞬間

男は不気味な形状のナイフに持ち替え実験体の口の中に突っ込んだ…


「ゴォォォ!!!」


激しい悲鳴と共に大量の血液が当たりにまき散らされる。

しばらくすると実験体は静かになり静寂が訪れる


「ふむ……死んだようだな」


男が使えなくなったおもちゃを扱うように死骸に触れる


「千春くん…さっきの提案だが」


「はい、若い細胞は用意できています」


死骸で遊ぶ男に先ほどの女性研究員が答えながら隣にいる男性研究員を笑いながら横目した


「なっ!何を言っているんだ!君は!」


千春と言われる女の視線に気づいた男性が怒りの声を上げる


「ふむ……オモシロい」


「主、主任…………?」


男性研究員が情けない声を漏らす。


「西沢くん…悪いが実験体になってくれるか?」


主任である男が西沢と呼ばれた研究員に聞く


「やったじゃん…西沢」


身の危険を感じたのか西沢は悲鳴を上げてエレベーターの方に走り出す


「た、助けてぇぇぇぇ」


その刹那ーーー


主任の男が近くに置いてあった一冊の古びた本を手にし、開く。


その直後、西沢の行く手を青色の炎が遮った…


「あっ熱い!」


西沢は恐怖で顔を歪めて後ろの二人を睨む


主任の男が嬉しそうに手招きをしている


「さぁ…西沢くん、こっちに」


その横で千春という女が腹を抱えて笑っていた


西沢は心の中で覚悟を決めたーーー


ー大きな決断を…ー


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