戦皇学校の日常
「夜兎神くん昼食食べない…?」
時は進み昼の教室の風景が広がっていた。
俺はいつものようにコンビニで調達したサンドイッチを片手に校庭を眺めていた。野球歩らしき連中がたむろしてるのが見える。
「ちょっと無視しないでよ!!」
裕弥の目の前には白色の髪のポニーテールの女子が不満そうにたっていた。
俺は同じクラスのくせに妙に子どもぽいバカ女のに謝罪した。
「昨日の任務…やっぱり私も行った方がよかった?」
バカ女は心配したていで俺の表情を探ってくる…ホントに不愉快だ…
「いや…雪は必要なかった…相手は普通の人間だったし…」
俺の前に座って弁当を食べているのは同じクラスの島原雪だ…こいつも使者の一人だ…つまり魔術教会の作ったクローンだ。
「…殺したの…その人?」
雪が放った一言はなぜか俺の心に痛く突き刺さってきた。
「ああ…捕まったら教会の奴らに魂まで壊されるだけだ…」
嘘だ…俺は怖かったのかもしれない。
自分のターゲットが俺を呪い続けながら牢獄で生きられることが…
「雛さんにまた怒られちゃうね…ははは」
雪は表情だけ笑いながら俺に悲しげな視線を向けてくる。
ちなみに雛さんは隣のクラスの使者のことだ。
赤城雛俺たちのまとめ役のようなポジションにいる。
実は裕弥は雛が天敵なので少し怠くなった…
そこ他にも、あと三人の使者が戦皇高校に在籍しているわけだが…
「何か食欲が失せた…」
俺はサンドイッチの残りを袋に入れてお茶を飲む
人の死体をみた次の日でも朝食を抜かない裕弥だが雛が関わるといつもこうなる…。
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時間がたち5限目を知らせるチャイムが鳴り響くと頭が悲壮感で支配された社会担当が入ってくるのを退屈そうに見つめながら授業の準備を始める。
ー普通の日常がー
ー仮初めの日常がー
そこには存在しいた。




