表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したら魔界の町長だった件 ~銃尾で政治改革はじめます~  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/100

第23話:声を継ぐ者たち、光を浴びる日

魔界中央学府にて、初の“若者政策講演会”が開催された。


主催は若手研究者・技術者たちで構成された「未来設計会議」なる団体。


構成員の多くが混血であり、バレルの制度改革を契機に社会に進出した者たちだった。


そこに、特別講師としてバレルが招かれた。


「えー……本日は、呼ばれたので来ました。できれば聞いてるだけでいたかったんですが……。」


そんな前置きに、場内から笑いが起こる。


続いて登壇したのは、かつて“寒冷魔導都市構想”を提案したナーヤ。


彼女は現地で試験都市の建設を成功させ、その報告を堂々と語った。


「住民の九割が混血ですが、魔力効率は既存都市の一・二倍です。」


次に話したのは音声魔術のセヴァル。


「音による感情制御術を導入したことで、魔獣の暴走率が四割減少しました。」


会場がどよめく中、後方の席ではバレルが静かに見つめていた。


「……あれ、俺より上手く話してるな。」


隣にいたシェイランが肩を揺らす。


「ふふ、嫉妬かの?」


講演後、複数の名士が声をかけていた。


「資金提供を検討したい」「うちの領に誘致できないか」


中にはかつて混血を排斥していた旧家の若手後継者も。


「時代が変わったのではない。変えられると知ったんだ。」


その言葉に、バレルはほんの少しだけ口角を上げた。


若者たちの背中が、眩しかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ