表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/26

前口上,隕石

めっちゃ忘れてました!短め御免!

 巷ではプレールナが割と真面目な存在として流れている。私がスカウト失敗し魔法少女候補達が『プレールナがスカウトに来たんだがw』とか言って直ぐネットにアップするからだ。最初は眉潰ものだろうと言われていたが,『プレールナがスカウトに来るって私ってもしかして凄いんじゃねで変身できちゃったw』と数名が変身シーン込でアップした為大惨事である。

 取り敢えず繰り上げで侵攻を始めようと思ったので一応前口上を上げておく。


『ご機嫌よう諸君。今から...そうだな,3日後に大規模な侵攻をしようと思うんだが...最近は随分魔法少女が増えてきたな?まぁ所詮雑魚の集まりだろうが。場所は...北海道かな?あの土地がまるまる欲しい。少し人が多いから掃除してからにしよう,それでは。』


 私は北海道に巨大な隕石を落とす。普通この大きさの隕石が降ってきたら地球の形が変わっちゃうけど魔法だから自由自在。想造力が足りないよ?まぁ流石に何の罪も無い人が死ぬのは嫌だからサンフレヤとして止めに行くけど。


 人がギリギリ視認できる速度で空を飛び北海道を目指す。隕石を落としているのは自分なのでギリギリで着く想定。

 ようやく北海道に着いたが,そこはまるで地獄だった。暴れ出す人,泣き叫ぶ人,祈り出す人をただ上から眺めている。その瞬間心の奥底で確かに何かが脈動した。それは度し難い興奮であった。途端魔力が溢れ出す,それは全てを焼き尽くす炎へと姿を変えサンフレヤの存在を人々に知ら占める。魔力は更に溢れ出す,迫り来る隕石にサンフレヤはただ一つ呟いた。


「『根源拡張:豊穣も 破滅も全て 受け取って』」


 その瞬間人々は神を見た。全てを押し潰さんとする巨大な隕石をたった一人の少女が片手間に焼き尽くしてしまったのだから...


 ━━━━━


「サンフレヤやっべー!」


「ヘリナピスうるさい!」


 今は3日後の侵攻の為に皆で会議中。出撃するのは,ヘリナピス,ストローム,みこ,その他遠隔戦闘員達。私?私はサンフレヤとしてあっち側だし今回はパス。現在開発中のドッペルが完成したら戦場に出るかも。人工根源ってやつを開発中です。


「なぁなぁプレールナ?お前とサンフレヤどっちが強いんだ?月より太陽の方が眩しいからサンフレヤか?」


「おい,ヘリナピス!」


「よい。ヘリナピスよ,私が負けるように見えるか?」


「ぜんっぜん見えん!良くて相打ちで終わる!勘!」


「ヘリナピスの勘で良くて相打ちって私達勝てないんじゃ...」


 ヘリナピスの勘は本当によく当たる。まるで未来が見えている様に正解しか選ばないのを見て2枚の5択マークシートを用意し,適当に塗って同じ所に丸してって言ったら全部全く同じ所に丸したりする。2個以上丸したにも関わらずだ。故に最近ではアドバイザーとして研究に参加させている。お礼は超技術で作られた銃である。そして...その勘のせいで私の正体がバレたのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ