表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれ変わったのですが転生先がどえらいブラックです  作者: 早熟最中
どうやって仕事へのモチベーションって保つんでしょうか
168/202

明日も休みなので何時まで起きてても問題ないの:2

「物騒な二つ名だね、どんなヤツ?」

「名前はオズワルド、右腕が原石の義手になっている男です」

 厄介なやつですよ、とロスは続ける。

「戦時中は向こうの『武器持ち』らしく単騎で幾つもの戦場を渡り歩いてたそうですが、出会った舞台は必ず皆殺しにされたせいで誰も対策ができずにいた、戦場の跡をさして彼らは悪魔に襲われた、なんて当時のイグドラは評している」

「人相は?」

 レガリアが問う。

「目つきの鋭い白髪の男、写真はありませんよ」

 彼女にとって気が気ではない、一人でイグドラ兵の部隊を殲滅できる男が自分の街にやって来るかもしれないのだ。


「メトラタの情勢も少しずつ変わってきています」

 ロスが話を続ける。

「まず国内がイグドラとの融和路線を固めつつある。次の代表も穏健派が実権を握るのはほぼ間違い無いでしょう」

 それを聞くレガリアは若干の安心感を覚えた。

「じゃあ、あの国からのちょっかいも減るってことですか?」

 レガリアの言葉にロスは首を振った。

「いえ、そう期待は出来ないでしょうね」

「どうして?」

「今メトラタじゃあ、戦争を望む強硬派の居場所がないんだろ?」

 オリンピアの疑問にロスは首肯する。


「今日日、イグドラとの戦いを望む彼らは大多数の国民にとって邪魔者になりつつある」

 メトラタはイグドラから分裂した国である。

 最初に反旗を翻し、メトラタを立てた人物の原動力はイグドラへの恨みだと言われている。

「もしも次の指導者が強硬派の『武器持ち』の手綱を握れればいいのでしょうが……」

 ロスはしばらく項垂れた。

「……管理しきれない、というのが実情でしょう、メトラタの『武器持ち』達はこの国への恨みと……ある種の使命感を持って動いている」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ