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生まれ変わったのですが転生先がどえらいブラックです  作者: 早熟最中
どうやって仕事へのモチベーションって保つんでしょうか
148/201

結局寝てないせいで頭が痛い:4

「しょうがねぇなぁ……」

 察してくれたエドガーもズボンのポケットに手を突っ込んだ。

「…………」

 そして、再び沈黙がその場を包んだ。

「落とした?アンタも?」

「……飯食った時はあったよな」

「あった、忘れた?」

「いや俺先払って出たあと割ったじゃん」

「病院は?」

「使ってねぇ、てか使わねぇよ」

「えーーっと……じゃあ……掏られた?」

「多分……」

「なにやってんのお二人さん」

 どこか面白がっている様子で女は催促してくる。

「ちょっと待ってくれ、今二人とも手持ちがなくてな……明日払いにくいくるから、レガリアが」

「明日払うって言葉は信用しないって決めてるのさ」

「騎兵の言葉でも?」

「お役人の言葉ならなおさら信用できないね」

 治安の悪い場所で更に性質の悪い人物に絡まれてしまったようだ。

「しかしねぇ〜騎兵さんがねぇ〜衣装代も払えないなんてねぇ〜」

「いやいやいやそうじゃなくて、きっと掏られたんだよ、姉さんなにか見てない?」

 エドガーが話を続けてくれている間、私は財布を無くした場所の心当たりを紐解いていた。

(昼はあったし……ファルナの家に置いてきたって事はないか、落とした……?それとも……)

 2人とも財布を落として同じ場所で無いことに気付く。それ自体が何か不自然だ。

「あー、じゃあなにか代わりになる物、手伝いでも

「じゃあ1000ロット代わりに頼みたい事があるんだけど……」

 私の指は、自然と原石銃(アガサ)へと伸びていた。


「……おいおい、そこまで警戒するんじゃないよ」

 触れるや否や、聞き覚えのある声と共に 腕に何かが巻きついてきた。

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