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生まれ変わったのですが転生先がどえらいブラックです  作者: 早熟最中
どうやって仕事へのモチベーションって保つんでしょうか
120/202

報告、ちゃんと細かい事まで伝えないと……どこまで言えばいいんだろ:1

 一日分の仕事を終えたような疲労感を感じながら病棟へと戻る。

「おかえりー」

 ジルのベットの隣でエドガーが手を振ってくれる。

「え?どうしてファルナいるの?」

「……フン、いろいろあったのよ」

「許してレガリアー。ごめんなさいって」

「理解はする、けど納得はしてない」

 病棟を出てからそれほど時間は過ぎていないが、すでに今日いっぱい働いたような疲労感だ。


 ジルと会話していた精神科医──レベリオがイストサインに潜む新たな敵であること。

「安心しなファルナ、今は面倒くさいけど一日で戻るから」

「余計な事言わないの!」

 そしてできれば知りたくなかったが、ファルナが私を監視していたこと。


「戻りましょエドガー、あのレベリオって医者が原石武器持ってたわ」

「……どういうこと?」

 目が点になっている、無理もない反応だ。

「エドガーさん、帰るの?」

 ジルがエドガーに話しかけた。

「そうだなー結構話したからな、また明日来るよ」

「本当?嬉しい!」

 笑顔のジルは完全に立ち直った様子だった。


「またねーレガリアさんとエドガーさん」

 ジルに手を振り返し、病棟を後にする。

「仲良さそうね、どんな話してたの?」

「まだ普通の話だ、住み場所とか仕事とか、現場の話はまだ無理だな」

「そう、わかった」

 また後で来てもいい、今は情報を整理しないと。


「戻りました隊長」

 三人そろって屯所に戻ると、隊長と一緒にグレイマンが居た。

「レガリアか、早いな。ファルナ殿まで」

「グレイマン、新しい原石武器持ちが出たわ」

 ファルナの言葉に、車椅子に乗るグレイマンは眉を顰める。

「確かか?」

「ええ、あんな武器見たことない」

「報告を」

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