15、アルルレッドキャップ育成④
つおい(^ω^)
「よし、格好はこんなもんか」
「……………これで本当に強くなれるの?」
彼女に狼の毛皮を着させ、その狼がドロップした武器を持たせる。
「ちょっときついかも知れんが我慢してくれよ…強制限定憑依経験、赤ずきん!!」
「ッッッッーーーあ、頭が割れるーーー!!!」
俺はアルルに彼女の守護霊、赤ずきんの経験を強制的に体感させる、別の人間の経験を直接頭に叩き込まれているからそりゃ脳みそは悲鳴をあげる。
「………よし、見たな、次は狼の動きをできる限り真似して動いてみろ」
「………何をしたかわかりませんが、そんな簡単に出来るわけが………あ、あれ……ちょっと出来る」
「………練度を上げて10割出来る様になったら次の技に行くぞ……」
「は、はい!!」
敵の攻撃を避けるため、スピードがある斥候タイプの『アサシンルプス』の練習をさせる、赤ずきんは狩った狼の毛皮を着ることによって、その狼のパワー、スピード、防御力を自身に上乗せすることができるのだ、いくら憑依経験をさせたと言っても一朝一夕に完璧にできたら苦労はしない、少しはできているがやはり拙いと言わざるをえない、ここはもう数をこなして慣れてもらうしかない。
その日から彼女にノルマを課す、まずは守りと回避からだ、守っているだけでは勝てないとかいう奴も居るが俺に言わせれば自分の身も守れないやつが攻めたところでそれはただの特攻だ、成功しようが失敗しようがただの運否天賦、そんな物を教え子や後輩にさせたくはない。
という風に大体エマと同じ感じで鍛錬をさせる………
「おおおお、すごい、自分の体でないくらい機敏に動ける………」
「よし、今日はここまで………頑張ったな、帰りに一杯奢るよ」
「お酒じゃなくてアイスが欲しいかな〜」
「おお、そうか、なら早速買いに行くか」
鍛錬が一段落ついたので、帰ることにする、その帰り道にアルルに氷菓子をご馳走した。
つおい(๑╹ω╹๑ )




