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【特命遊撃士人名録】 淡路かおる

※ ひだまりのねこ様より、淡路藍弥君のイメージイラスト(https://36584.mitemin.net/i679646/)を頂きました。ひだまりのねこ様、イメージイラストの使用を御快諾頂きありがとうございます。

淡路(あわじ) かおる

挿絵(By みてみん)

(※ 画像作成の際には、ももいろね様の「もっとももいろね式美少女メーカー」を使用させて頂きました。)


誕生日 9月9日

学籍 堺県立御子柴高等学校1年B組

配属先 人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第2支局

階級 少佐(元化25年現在)

個人兵装 日本刀・千鳥神籬(ちどりひもろぎ)


 艶やかな黒髪をお下げにした和風の美少女で、淡路一刀流剣術指南所の館主の長女。

 物静かで上品な大和撫子風の美少女。

 剣術における天性の素質を父・養宜に見出だされ、幼少時より一刀流の稽古に励み、行く行くは師範代を経て指南所を継ぐ物と将来を考えていた。

 だが、当時在籍していた浜寺東小学校で健康診断の一環で行われていた適性検査において、特殊能力「サイフォース」の素質を見出だされ、特命遊撃士養成コースの訓練生として、人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第2支局に配属される。

 特命遊撃士に相応しい戦闘に適した身体になるべく、生体強化ナノマシンを投与されたため、実家の指南所を継ぐ事は断念(強化改造された身体では、常人である弟子に稽古をつけられないから。)し、破邪顕正の活人剣として己の剣技を振るう事に活路を見出だした。

「自分の剣技は、人類の未来を守る特命遊撃士としての刃。心身を鍛える剣の道は、父や弟を始めとする指南所の人々が目指せば良い。」

 このような考えと、指南所の後継者候補として注目され始めた弟・藍弥の決意を促すべく、実家を出奔。

 堺市内に在住する叔母夫婦である洲本家の養女となった(苗字を変えなかったのは、いつか弟が決意を固めると信じているから)。

 個人兵装の千鳥神籬は、その際に父から餞別として贈られた。

 御幸通中学校に進学した年の4月に、少尉階級の特命遊撃士として正式配属。

 卓越した技量と剣技へのストイックな姿勢から、「御幸通中学至高の剣豪」との異名を得るに至った。

 元化25年4月に入学した堺県立御子柴高等学校では、やはり剣技に秀でた特命遊撃士である枚方京花少佐や手苅丘美鷺准佐と共に、「御子柴1B三剣聖」に数えられている。

 距離を置いてはいるものの、気弱な性格の弟・藍弥を案じたり、父の後を継げなかった事を惜しんだりと、家族への愛情は人一倍。

 日本酒を愛飲しており、特に蕎麦屋で飲むのがお気に入り。

 武人のたしなみとして習い覚えた茶道と華道が特技で、雅楽や落語等の伝統芸能が趣味。

 ネーミングモチーフは、淡路ワールドパークONOKORO。


淡路 養宜(やすよし)

挿絵(By みてみん)

(※ 画像作成の際には、やすばる様の「ストイックな男メーカー」を使用させて頂きました。)


 41歳。

 淡路かおるの実父。

 淡路一刀流の現当主。

 長女のかおるが持つ天性の素質を早くから見出だし、剣術を学ばせていた。

 行く行くは道場の後継者にしようと考えていたが、かおるに特命遊撃士としての適性が認められ、ナノマシンで生体改造されたため、その夢を断念する。

 代わりに長男の藍弥を後継者として育成するが、藍弥の気弱な性格を嘆かわしく思っている。

 その為、「かおるが男子であってくれたら…」という想いが、どうしても去来してしまう。

 名前の由来は養宜館(やぎのやかた)


淡路 茉穂(まつほ)

挿絵(By みてみん)

(※ 画像作成の際には、ももいろね様の「ももいろね式女美少女メーカー」を使用させて頂きました。)


 誕生日 7月28日(徳島藩松帆台場跡が史跡名勝天然記念物に登録された日に由来)

 淡路一刀流剣術指南所の当主である淡路養宜の妻。

 淡路かおるの母。

 自身も長刀の有段者である。

 旧姓は岩屋(いわや)

 養宜とは大学で知り合った。

 名前の由来は徳島藩松帆台場跡。


淡路 藍弥(あいや)

挿絵(By みてみん)

(※ こちらの素敵なイラストは、ひだまりのねこ様に描いて頂きました。ひだまりのねこ様、イラストの使用を御快諾頂きありがとうございます。)


誕生日 6月1日

 淡路かおるの弟。

 堺市立浜寺公園中学校1年生。

 頭頂部や襟足などの癖毛と力強い揉み上げは少年漫画の熱血系主人公を彷彿とさせるが、穏やかで温厚な面立ちの美少年。

 淡路一刀流の後継者として期待されており、剣術の素質もあるが気弱な性格で、気の強い姉に依存している節もあった。

 だが、悪の霊能力者である豊臣秀一が怨霊武者を蘇生させた事件では、人類防衛機構の救援が来るまで、父や門人達と協力して近隣住民を命懸けで守る気骨を見せる。

 この事件は、姉・かおるの目指す破邪顕正の活人剣の理念と、そこに至るための心身の鍛練の重要性を藍弥に悟らせ、師範代になるための決意を促すきっかけとなった。

 名前の由来は鮎屋の滝。

 誕生日は、あわじ花へんろ61番札所に鮎屋の滝が指定されている事に由来。


洲本 諭鶴(ゆづる)

 

 33歳。

 淡路かおるの父方の叔母で、現養母。

 弟の藍弥に覚悟を促そうと実家を出た姪に、実母や姉のように接している。

 名前の由来は、淡路島最高峰の諭鶴羽山。


洲本 美久馬(みくま)

 

 33歳。

 洲本諭鶴の夫で、淡路かおるにとっては義理の叔父にあたる。

 雑誌編集者をしており、文学青年がそのまま年食ったような温厚な男性。

 名前の由来は、洲本城の別名である三熊城。


洲本 ミズミ


 5歳。

 美久馬と諭鶴の娘。

 従姉である淡路かおるに思慕を募らせており、将来は特命遊撃士になろうと夢見ている。

 名前の由来は、本福寺水御堂。

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― 新着の感想 ―
[一言] >長女のかおるが持つ天性の素質を早くから見出だし、剣術を学ばせていた まさかその天性の素質の中に特命遊撃士特有の素質もあったとはお父さんも思わぬまい( ̄▽ ̄;)
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