表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

54/196

強装備

 それから、楓さんと別れてから第五の街迷宮へと向かった。

目的は…胸当ての装備条件を満たす事。VIT50が必要だから、最低でもあと30はVITを上げる必要が有る。


 第五の街迷宮は、運良く連続して転移魔法陣を見つけられたため17層まで進めているが、もうあの様に上手く行くとは到底思えない。


 17層に移動してすぐに行動を開始した。精霊全種を召喚しながら、隠密、気配感知を発動する。11層から森となった第五の街迷宮は、意外と危険が多い。木の種を樹上から飛ばしてくるスクオロル、まあリスや、気配を消しながら急接近してくるフォレストオウル。最低10ぐらいの数で集団行動をしている、フォレストアント。そこまで強くはないものの、ベタつく糸を戦闘中などに飛ばしてくるフォレストキャタピラー。


 個人的にはフォレストキャタピラーが嫌いなことこの上ないのだが、それはおいておく。


…見つけたら即駆除したいレベルだが、経験値は多分そこまで美味しくない。一番美味しいと思うのがフォレストイーグル。その次がスクオロルだ。両方共稀にしか見れないため、経験値量も多いのだろうと思っている。


「いたっ【ダブルショット】【インパクト】」


 そんな事を考えている内に、遠目にスクオロルを見つけたので、攻撃する。このぐらいの威力で攻撃を行えば、落下ダメージを含めて確実に殺すことが出来る。討伐を告げるアナウンスを聞き流しながら、次の獲物を探す。


 このフィールドでは、もう存在も忘れかけている【望遠】【目測】【視力強化】が地味に活躍している。これのおかげで、とても遠くにいる敵でも見つけて攻撃を仕掛けることが出来る。


「お、【ダブルショット】【インパクト】」


 偶に敵と戦っているプレイヤーを見かけるが、それには絶対に近づかない様にしている。一人の方が気が楽だし、一度話しかけたらその時は凄い絡まれて時間を無駄にしたのだ。




 それから数時間かけ、レベルを2つ、職業レベルを合わせて4つ上げた。これで、VITが50を越えて胸当てを装備できるようになった。


 装備の内容はこんな感じだ。


====================

『密蛇のブーツ』★★★★★★

600/600

必要最低ステータス

【隠密Lv.7】

VIT10

AGI60

INT50

DEX20

装備ボーナス

AGI60上昇

INT20上昇

【悪路移動Lv.3】

【隠密】系統の消費MPを軽減する。


製作者『楓』

【隠密】所有者専用のブーツ

====================

====================

『密蛇のズボン』★★★★★★

650/650

必要最低ステータス

【隠密Lv.7】

STR30

VIT30

INT70

装備ボーナス

VIT40上昇

INT20上昇

【気配希薄化Lv.6】

【隠密】系統のスキル効果を1.7倍にする。

【隠密】系統の消費MPを軽減する。


製作者『楓』

【隠密】所有者専用のズボン

====================

====================

『密蛇の胸当て』★★★★★★

1400/1400

必要最低ステータス

【隠密Lv.8】

STR60

VIT50

INT30

装備ボーナス

STR10上昇

VIT60上昇

【気配隠蔽Lv.4】


製作者『楓』

【隠密】所有者専用の胸当て

====================

====================

『密蛇のローブ』★★★★★★

700/700

必要最低ステータス

【隠密Lv.8】

STR20

VIT20

INT60

DEX30

装備ボーナス

VIT40上昇

INT30上昇

【魔力隠蔽Lv.4】


製作者『楓』

【隠密】所有者専用のローブ

====================

====================

『密蛇の手袋』★★★★★★

500/500

必要最低ステータス

【隠密Lv.9】

STR70

INT30

DEX20

装備ボーナス

STR40上昇

INT10上昇

【熱感知Lv.7】


製作者『楓』

【隠密】所有者専用の手袋

====================


 VITが4倍近くまで上がったり、【隠密】の上位スキルを付与してくれたり、【熱感知】というスキルを付与してくれたり、本当に強い装備だ。…100万って安すぎないだろうか?一応メールで確認しておこう。


 そして何よりも…


「★6って凄すぎない…?」


 これは俺も最前線の人達と同等の装備を出来ているのではないだろうか?そうだと嬉しいが、本当に100万Gなんかで買えるのかどうかの不安がどんどん増えていく。…ただで素材提供するべきか…?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ