表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

51/196

時間切れ

 街へと戻り、MP回復薬を飲んだりしながらMPの回復を待っていたが、次は何をしようか。

 …流石にもう一度吸魔の森に行く気にはならない。今の状態だと確実にこれ以上進むことは出来ないだろう。だと…迷宮に潜るか、第六の街を目指すか、バジリスクにもう一度挑むかだろうか?


 迷宮は、ある程度進める限りは進み、今は17層まで進んでいるが、これ以上は一人だと少し厳しいような気がする。それに、バジリスクも勝てない可能性が高いので挑みたくない。…状況だけを考えると、さっきは魔力欠損によって死亡した可能性もあったがそれはまあおいておこう。


「…確か、鉱山だっけ?」


 確か名前はまんまミスリル鉱山で、ミスリルが産出された鉱山だった筈だ。今はもうゴーレムなどが徘徊しており、ミスリルなどは取れはするが、量はそこまで多くないらしい。


 第六の街に行くには、そこの奥にいるミスリルゴーレムを倒す必要が有るとナオが言っていたので、そこに行くことにした。位置的には湖の迷宮があった方とは逆の湖岸だ。湖の大きさはとても大きく、奥へと結構続いていた。


 取り敢えず、鉱山に行くことにしたので移動を開始した。と言っても、道中に見えたフレイムホースは無視するし、それと戦っている人達も無視するのですぐに鉱山の入り口についた。まあ、助けを求めている訳でもないし無視しても問題ないだろう。

 …、挨拶でもしておくべきだったか?軽く頭を下げて素通りしたが、そこらへんは全く分からない。機会が有ったらナオかレイナさんに聞いておこう。


「じゃー…行きますか」


 ゴーレムと言ったら物理抵抗が高いイメージが有るが、実際の所はどうなのだろうか?一応【インパクト】などは魔法扱いなので、矢が当たった事によるダメージは与えられなくても、爆発ダメージは与えられるかもしれない。


 入ってすぐにゴーレムを見つけたので、攻撃をする。名前はストーンゴーレム。ゴーレムと言ったらこれ。みたいな見た目をしたゴーレムだったが…


「…普通の攻撃は弾くと」


 何のスキルも使わずに矢を当てた所、弾かれた。次は…


「【ペネトレイト】」


 貫通力を増させる能力だ。込めるMPは6〜10で、込めたMP−5割の貫通力を上昇させる。


「…傷ついた、ぐらいか」


 MPを使っているとはいえ、貫通力が増しているだけだ。魔法とは到底言えないだろう。次は【インパクト】だ。


「【インパクト】」


====================

ストーンゴーレムを倒しました。

▼ドロップ▼

壊れた魔核×1

1000G

====================


「うげっ」


 他の能力も試して見たかったのだが、結果だけを見ると良い感じだ。どうやら、【インパクト】は魔法と認識してくれるらしく、倒し切ることが出来た。

 この感じだと、この先も【インパクト】を使っていけば難なく進むことが出来るだろう。





 ……と思っていたのだが。


「硬すぎっ、だろっ!?【インパクト】【ブラスト】!」

『___、_____!!』


 いくら全力でMPを込めても、ミスリルゴーレムを削り切ることが出来ない。一度【ハンドレッズアロー】も使いながら全魔力を注ごうかと思ったのだが、それだとMP消費が激しすぎ、倒せなかった場合の事を考えると、得策ではない。それに、ミスリルゴーレムはゆっくりとだが再生しているのだ。


「倒れろや!?」

『__、___?____…_?』

「…核破壊すれば倒せるよな?」

『??__……!!』

「んなっ!?」


 まるで俺の言葉を理解してたかのように、土魔法を使って攻撃をし始めたミスリルゴーレム。勿論全部躱すが、これの所為で尚更MPを切らすわけにはいかなくなった。MPが切れると、今発動している全てのスキルは解除されるし、ステータス減少デバフも発生する。


 勿論、【闇精霊の加護】は解除する。こんな状況じゃあ、1秒に1MPを喰うものなど使っていられない。今必要なのは、ミスリルゴーレムの核の位置の情報と、そこへと届き得る攻撃力だけだ。


「くっそ…」




 結局、核は見つからず、攻撃力など存在せず、戦闘を開始してから5時間が経過した。


====================

制限時間に到達しました。

前フィールドへ転送致します。

====================


「はっ!?」


 そして…気づいたら、俺はミスリルゴーレムのいた部屋の目の前へと戻っていた。

 制限時間が有るなんて初めて聞いたんだが…。まあ、それのおかげで死なずにすんだし、アイテムもロストせずにすんだ。前向きに捉えよう。


「…硬かったな」


 多分レイナさん達はミスリルゴーレムを倒しているからメールで聞いてみよう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ