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木工?

寝ます。明日まで感想とか返信できませんが許して下さい。


「詳しく教えてもらえませんか?」

「いや、俺も初撃で殺されたんで全然わからないんですけど…」

「問題ないです」

「ティラノサウルスみたいな見た目をした、少し黒っぽい恐竜みたいなのがボスでした。最初に咆哮で威圧をされ、動けなくなってしまったので2撃目のストーンエッジみたいな攻撃を避けられず死にました」

「…確かβ時に絵本に書いてあった土竜は茶色っぽい色をしていたので、見た目で判別はできそうですね」


 いや、絵本とか本とか。なんでそういうのも調べてんの?情報ギルドってそこまでするのか…。


「それよりも、ワールドアナウンスってどんなのだったんですか?死んでいたので分からないのですが…」

「特定条件を満たしました。ワールドクエスト『Invisible Black Haze』が進行しました。以後、特定条件下にて特殊ボスが発生します。です。今のレンジさんの情報により、ここで指す”特殊ボス”と我々が知っている”特殊ボス”は完全に別物だと思われますが、特殊条件下…。満たした特定条件は通称Black Hazeとプレイヤーの接触でしょうから……。…いや、それは……。じゃ」

「ストップ。まあ、レンジ君情報提供ありがとう。これは僕から報酬を払おう。取り敢えず…100万Gで良いかな?」

「多すぎません?てか、今はあまりお金要らないんで…ぶっちゃけますと、精霊のクエストを知りたいんで教えてくれませんか?」


 …教えてもらえるだろうか?一応、スイさんの口から『精霊』という単語は発せられてるから、俺がエルフに憧れてて精霊魔法を覚えたいとでも言えば何とかゴリ押しで誤魔化せるだろう。


「…どう?」

「良いと思います」

「良いんじゃね?」

「良いと思うよー」

「…因みに、土だけど被ってても許してね?」


 土か。一定時間ダメージを受けないだったか?多分そんな感じだろう。まあ、確証は無かったので聞けるなら聞いておこう。


「…ソロで自分のHPを全損させ得る攻撃を、避けることなく生き残ること」

「はい?」

「因みに、おまけ情報だけど、種族ごとにクエストの難易度が全然違うから。最悪、精霊系クエストはエルフ、ドワーフしか発生させれないし、獣系クエストは獣人達しか発生させれないかもしれない」


 ふむ。思っていたよりも全然大きな情報だ。木工のレベルを上げたのが無駄で有る可能性も大いに有るわけだ。


「まじすか…」

「あ、流石に被ってなかったか。良かった。因みに、ダンシンから斧を買ったらしいけど、水に関してはそれじゃないことは試したよ。アイテムの作成系ではなかった。もしかしたら、自作アイテムの使用系かもしれないから今試してる」

「へーー…」


 …まあ良いや。矢は今のスキルレベルでいつか自作しよう。…。…暇な時に。今が暇なときなんだけども…。


「で…。『Invisible Black Haze』に関する情報ってこれ以外には…無さそうだな」

「私のギルドの方でもう少し調べさせてもらいます。分かった情報などがあれば、ここの方々には随時知らせていきますのでご了承を」

「助かる。…で、一応話したい事はレンジ君のお陰で手短に終わったけど、イベントの方はなにか話したいこと有る?」

「無い」

「私も無いわ」

「無いですね」

「無いです」

「…じゃ、解散にしよー。わざわざ集まってくれてありがとう」

「おつですー」

「あ、お疲れ様です…」


 ……そのまま流れ解散という形になった。ただ、俺は元々ダンシンさんに木工について教えて貰おうと思っていたので、話を聞くことにした。


「ダンシンさん。…木工ってどこでやれますか?」

「お前…話聞いてたか?お前が木工をやる利点なんて…、…もしかしてもう取った後か?」

「はい…」

「…取り敢えず、街の南の方に有る共同生産場のような物が有るから、そこに行くと良い。多分他の街にもあるだろうし、この街だと空いてる部屋が無いから第三の街に行くべきだがな。それと、一応機材はギルドで買えるから買っていけ。機材が無いと話にもならんだろう」

「ありがとうございます!」

「あぁ。んじゃ」


 それから、言われた通りに機材を買ってから第三の街へ移動した。てか、かんなとかそういうの、初めて触ったのだが大丈夫なんだろうか?


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