表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

作戦会議(2)

「今回出現した改良型パンドラの解析は今も続けています。おそらくはオリジンが作り出したものでしょう」

「と言っても、さすがに頭数が足りない。このままだと日本だけじゃなくて、ヨーロッパ、アメリカまでパンドラが出現するようになる」

そうなれば、最悪だ。人類が滅亡する可能性もある。

「はい。ですが――それを防ぐためには新たにギアを投入する必要がありますし――パンドラを殲滅したのちに、彼らを人間に戻さなければなりません」

そこが問題だ。たとえギアを増やし、撃退したところで、今度は人類の間で戦争がまた起きる。とはいえ、滅亡するよりかはましだ。

「それだけは避けたい。――オリジンの位置は?」

「今のところ情報はありません。とりあえず、日本に上陸したパンドラをすべて撃退します」

ディスプレイに映し出された日本の地図。そこに、それぞれの分担が書かれていた。

北海道・東北には俺。関東から関西までがディーヴァ。そしてその他には、ヴァイアラン。

実際のところ全然足りない。兵器とはいえ、戦闘機ほどの速さは出ない。被害は免れないだろう。

だが、このまま北海道――つまり最もオーストラリアから離れたところでくすぶっていてもしょうがない。

俺たちは準備を整え、出撃する。


そのころの俺たちは知らなかった。問題は、俺たちの内部にあるということを。

第二部は、一部よりも話が激しく動いていきます。ここから加速していくのでぜひ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ