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作戦会議

とりあえず、自分の家に彼らも上げて。

「で、これからどうするんだ」

「昔私たちが倒したはずのパンドラが再臨した――これは私たちの責任です」

とはいえ、全て破壊したはず。

「だが、オリジンの位置は特定できてない」

「はい。ですが、ある条件を満たせば強制的に呼び起こすことができます」

「そんなものがあったのか? 俺は知らないが」

まあ、あのエリズベルも知らないこともマスターはやってるから、当然とはいえ当然だろう。この前初めて聞いたし。

「ギア、アヴァランチその元は、パンドラ『イヴァルヴ』。私やエリズベルのように第一世代のものです」

「イヴァルヴ? 聞いたことがない」

「おいおいどういうことかわからないんだが」

「説明すると長くなりますが――」

十二機いるパンドラ。それを生み出すオリジン。それだけでは暴走する可能性がある。ゆえに、その防衛措置として、「マスター」や「イヴァルヴ」の存在が不可欠なのだ。

「マスター」はシステムの妨害、「イヴァルヴ」は人命救助、エリズベル改め「ハデス」は殲滅。その役割を果たしていた。そういうことらしい。

「わかった。だがそれとどう繋がる?」

「オリジンには自己防衛システムとして、先ほどの三機が自らの近くに存在を感知した場合に自動で起動します。そのタイミングで破壊します」

「作戦はわかった。とはいえまずは通常の奴を倒さないといけないな」

「はい。それと同時にハデスを誰かに譲渡しないといけないのですが……」

「俺がやる」

とヴァイアラン。

「俺はもう、何も失えないからな」

「わかりました。ではあなたに譲渡します。作戦は随時展開します。そのつもりで」

「了解」

マスターとヴァイアランは部屋を出て。

「ディーヴァ、少しくらいは料理できるようになったか?」

「死んでた奴になにいってんだ?」

はあ。まあいいか。とりあえず準備を始める。

奴らと戦うための。

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