8話
やっと書けました。
多少、長くなってしまいましたが、楽しめる作品になってるのかな(?)と思います。
俺は目が覚めるとどうやら気を失って眠ってしまったのだろうか。
また、あの嫌な夢の続きを見ているらしい、それはあのエルフのギルドスタッフ(スタッフではないな)の笑い声が証明していた。
「あはははあはあはははは、プレイヤーさん面白ーい!」
「いや……あのレーナさん?これわざとでしょ?」
もう、うじうじしてたらレーナは調子に乗る苦手だけど,はっきり口に出して言わなきゃこっちがゲームで言うと戦闘放棄とほぼ同義だ。
俺はレーナに対してちょっと強めに、いや、実際には弱めに言った。
「わざとじゃないよぉー」
いや、これ嘘だな、明らかなに知ってて教えてあげない感じにしてんだな、しかも、レーナ、目そらしてるし、心理学的にそれ嘘だからね。
てかっ後半敬語無視してるしギルドスタッフの定義破ってるんですけど。
俺はレーナにそのようなことを注意してあげたかったが、現実でのこともあり、注意してあげられるのような自分ではないため、人のことを言えるのかとということと、もうひとつが言っても聞いてくれないだろうという諦めから、俺はとりあえずミスをしないようにレーナの他のギルドスタッフに聞くことにした。
うーん、皆、忙しそうだなぁあっあの人はどうだろうか……優しそうだし聞いてみよう。
俺は人見知りではあるが、係りの人とかに聞く分には問題はない(逆に友達とかの間柄とか先生とかは別なのだが……いや、やっぱ係の人も……だ……)
俺は、ちょっと恥ずかしながらも聞くことにした。
「あっ……あのすいませーん、聞きたいことがあるのですが……」
もうちょっと、元気に言ってみたかったのだが、見知らぬ人に対してはこれくらいが限界だ、許してくれ……。
まっギルドスタッフだから、大丈夫だろ、何しろ後は適切な対応で受付窓口に案内してくれるだろうと思う。
そして、俺はしばらく待つことにした。
…………
遅くね?
「あっあのぉー起きてますかねーあなたーギルドスタッフでしょー」
ブルブルブルブル
よく見たらこの子寝てるのかと思ったら起きてるわけだし、もしかして、震えてる?
大丈夫かな?いや、ここは辞めておこう、なぜなら俺にはわかるからだ。
この子は……俺と同類!つまり、人見知り!
うん、とりあえず、この子に無粋な真似をしたら、パニックに陥ってしまうかもしれないので、俺は黙って後にする。
そしたら……
「おっお兄ちゃん、待って……」
「おっお兄ちゃんって……」
後ろを振り返る、誰もいない、気のせいかと思い、後にする。
てかっ、俺一人っ子なんですけど、妹いたっけ?
「おっお兄ちゃん、うぅ下見てよ……」
「えっ!」
俺はその声の通り、下をみると、さっき聞いたギルドスタッフが俺の服を引っ張っていた。
そんなことをしなくてもいいと思うのだがと言ってやりたいが、俺と同類視点で考えると傷つけてしまうため言わないことにした。
「ごっごめんお兄ちゃん……うぅ」
今にも泣きそうな感じでいる小さなギルドスタッフ、てかっこんな子供も働かせているのかと疑いたくなる。
まぁ、ロリババがアニメ的に打倒だろうがなと俺は頭の中で結論を述べた。
普通に大丈夫だよ気にしないでというとしかも、元気に言うといけないからちょっと控えめに言ってみよう。
「うん、大丈夫だよ、落ち着いて、案内してくれると嬉しいな」
「うん、わかった、案内する」
「お兄ちゃん、手握って……」
「おっおう……」
女性、女子?いや、女の子?いやロリの手を握ったのはいつぐらいなのだろう、とにかく、慣れないながらも、合法ロリの部類に入るだろうこの子の手をこの女性の手を握ることにした。
暖かい、それでいて緊張している自分がいるのか手が震えている、脳が震えているわけでもなく、これは無意識に慣れていないせいなのだろうと思う。
「お兄ちゃん……うぅ大丈夫?……」
俺がブルブル緊張しているのが伝わったのか、その細やかな気遣いをしてくれるのはありがたかった。
それに比べ……あのエルフは……と思うと最初からこっちの方がよかったように感じられるがこれは夢であるから自分の思い通りにはいかないという結論に至った。 (かくいう相手方も緊張しているのだが……)
「あっあっうんうん大丈夫だから気にしないで」
慣れない、女性(合法ロリ)の気遣いに少し焦りながらの対応と不安にさせないように笑顔で答える。
そして、逆に手を繋ぐと緊張させてしまうかもしれなかったので手をさりげなく放すことにした。
これで、一応いいのだろうと俺は思っていた、しかし……
「お兄ちゃん……」
「何?」
「私と……うぅ、手を繋ぐの嫌?」
「いや、手を繋ぐとかえって気を遣わせてしまうかなぁーと思って……」
こればかりは嘘を言っても仕方ないのだと思うので、正直にでも気まずい感じになってしまうかもしれなかったので遠慮がちに言った。
なんか泣いてしまいそうな気がした
「そんなことないよ……お兄ちゃん、うっうっお兄ちゃん頼ってもいいのに……うっうっうわぁぁぁん」
「えっえぇぇー」
泣かせてしまった、こっこれはどうしようか、どう対応すればよかったのかなと困惑してしまう。
自分自身、一人っ子であったために、それでいとこはいるが同い年なため、正直小さい子との接し方は皆無であるため、例えるならそっそう未知との遭遇をする人間、そして、宇宙人と指を合わせるぐらいのsfチックなものであるのだ。
周りの視線は俺に対して何、この子泣かせてんのという冷ややかな視線を感じられたので、焦りながらもどうしようかと考えた。
考えた結果、この結論に至った。
女の子には撫でるのが一番か!
これはゲームキャラに主に女性キャラに対して撫でるという行為は好感度を上げるとともに気分が落ち込んでいる女性キャラにとっては気分を変えて、明るくなるという優れものなのだ。
この場合、現実では皆無だが、ここは夢なのでいささか不安であるが通じるだろうという信念のもと行ってみることにした。
「よしよし、頑張ったねいい子、いい子、ちょっと落ち着こうか妹よ」
よし、これならばどうだ、大抵は撫でれば、機嫌が良くなって、好感度は上がらないけど、とりあえずは元の感じに戻るはず、それでことが収まるはずだったのが的中したのか、徐々に落ち着いっている。
よし!効果は抜群だ!
ゲーマーらしいこと頭の中で言い表した
「ぐすぐすぐっす……」
落ち着いてきたのだろうか、俺はとりあえず、声をかけてみることにした
「あの、妹よ案内してほしいのだが……」
再び、泣かせたくはなかったので勤めて優しく(?)言った。
よし、このまま、受付案内口にそして、気を遣わせないぐらいに手を握っとけば大丈夫だろうと心の中で計画表を立てて、そう安堵していると。
「お兄ちゃんぐすっ、ぐすっ」
「うん、なんだい?」
俺は女の子の背に合わせてそして、穏やかな(慣れない)顔で聞いてみた。
毎回、顔を上げるのも辛いだろうという俺の心配りも添えて……
「なんで妹なの……」
「えっ!」
しまった、無意識かに妹と呼んでしまった後悔が俺の心にこだまする。
どうすればいいか、瞬時に考えて俺はこう切り返した。
「妹、最高だぜ!」
「えっ……」
………
瞬時に場の空気が凍る。
やばい、これはまずかったと気づくのに一秒もないくらいの最速タイムだった。
そして、周囲の声……
「なんだコイツ頭おかしいんじゃあねーのか」
ヒソヒソ
「なんか危なそうな人だよね」
ヒソヒソ
なんか俺まずいこと言っちゃった?うん、多分そうだ絶対そうだ
そして、妹と言われた該当者はというと
「うぅ私ぃ……うっうっ」
これは泣き出す目前だ、例えるなら火山のマグマが吹き出してもおかしくない状況だった。
あっもうこれダメだと俺は思った時には
「お兄ちゃんの妹じゃないのにぃーうわーん!」
足が崩れて女の子はナイアガラの滝ならぬ何かの観光名所ができるくらいの量をたくさん流していた。
おかげで、俺の足元はビチョビチョで既に気づけば、腰ぐらいに達していた。
どんだけ、この子泣く量すごいのと驚くと同時に、このままではギルドが女の子の涙で冒険者もろともここで溺死しかねなかった。
扉を開けようとしているものもいたが開かなかったので、このままバッドエンドになってしまうのかと思うと嫌だったので、俺も傍観者的立場はよろしくないので女の子に対して謝ることにした。
「あの、妹って言ったのは言葉のあやでというよりかゲームのあやなんだけど、とにかくごめん本当にごめん、すいません、本当にすいませんでしたー!」
「うっうわぁぁぁん」
俺の必死の謝りも虚しく、ひたすら泣き続ける女の子。
くそ、聞いてもくれちゃいねーのかよ、ここ俺の夢だよね、なんでこんなに序盤からカオスな展開になってんのと俺は舌打ちしながら、どうしようもない状況にイライラしていた
「うっうっ……」
「ん?」
泣き止んだのか?そして一時的に洪水は治ったようだ、うんこれでひとまず安心……かと思いきや
「おっお兄ちゃんが舌打ちした、嫌われたーうええええええん」
ダー
また再びの洪水しかも大洪水が起こってしまった。
どうやら、俺の舌打ちが原因だったようだ。
なんてことをしてしまったと思うより、泣きながらも、聞いていたという恐ろしさが勝っていた。
だったら、なんで謝ったのに聞いてくれなかったのと、先程の矛盾点に突っ込みたくなるが、もう改善の仕様が見込みようがなかった。
辺りには、既に意識を失っている冒険者が浮かんでいた。
その中に俺に難癖をつけてきた強面のヤクザというより、うんそうだ世紀末じみた雑魚的の人がいたことにザマァ見やがれとスカッとしていた。
てぇ!そんな場合じゃねぇぇ!
やばい、このままじゃどうしようもない、もう既にギルドの天井らへんまで来ていた。
このままでは、俺も幼女の涙で溺れてしまうことに喜びを感じる感じたらいけないので、夢ではあるが、こんな感じでこの夢が終わってしまう危機に俺は焦っていた。
どうにかしようと俺は頭の脳内会議を始める題して「俺会議」
(これより俺会議を始める)
(はい)
(俺a君どうぞ)
(詠みます)
(はい)
(えぇごっほん)
(ちょっとお茶飲んでいいですか?)
(えぇどうぞ)
茶式セット完了
(スゥーズルズルぷはー)
落ち着く俺a
(では詠みます……)
辺りは彼の声を聞くために沈黙した
(今更、 どうしようか?うん、どうしようもない)
(うむ合格よくやった)
パチパチ
(アンコール!アルコール!)
というような後半はカオスな展開であった俺会議はそんな結論で俺の脳内会議は終了し諦めの境地に達していた。
あぁ、もう終わったのかなてかっ開始早々でゲームオーバーしかも、モンスターじゃなく人にしかもnpcにっておかしくね?どんな鬼畜ゲーよ、うんもう疲れたもう目を閉じて眠ろう、余計なことは考えないことにしよう、そして、現実とのこれからの戦いに興じようと覚悟していたところ……。
「うおおお!妹よぉー!どうしたんだぁー!」
ギルドの屋根を突き破って流星のような速さでその女の子に抱きついた。
あまりにも近かったので俺は心臓が止まりそうになった。
その衝撃波でどこかに穴があきびしょ濡れにはなったものの溺死という惨事は避けられたから安心した。
服がびしょびしょで気持ち悪いけども……
それよりも俺の目の前では……
「うっうっお兄ちゃん怖かったよぉ〜」
「よしよし、お兄ちゃんがいるからもう安心してもいいんだぞてへっ!」
「うん!ありがとうお兄ちゃん、お兄ちゃんのおかげで落ち着いた、やっぱり、私は将来お兄ちゃんのお嫁さんになるもんね!テヘッ」
「こらこら、それは大人になってからいうことだぞ妹よテヘッ」
何このテヘテヘ兄弟は、どうやら会話から察するに兄妹らしいことはわかった。
そして、会話の内容を聞くにギャルゲーに出て来そうな会話で自分がゲームでやってたら面白いかもしれないが、間近で見ると他人がやってしかも自慢しながらやってるゲームをさせられないで見ている感じで嫌な気分だった。
かといって、今回の場合(テヘテヘ兄弟)みたいに接することができるのかはゲーム上では可能だが、夢の中では(今回の場合の夢は現実的なため?)そういうのは苦手なため無理なのである。
だから、俺はいちゃいちゃしているリア充爆発すればいいような冷めた目で二人を見ていると。
「お兄ちゃん!この人が私を泣かせたんだよ!」
「えっ!?俺が何したっていうの?」
実際、俺、最高!って言っただけなんですけど……
それだけで泣くってどんだけ、メンタル豆腐なの!親の教育どんなってるんですかーと俺は心の中で女の子に理不尽なことに対して主張していると(実際に言ったら結果は予測がついているため)……
「怖かったんだねよしよし、お兄ちゃんに任せてね妹よテヘッ!」
「うん、それでこそ私のお兄ちゃんだよ〜テヘッ!」
うぅ気持ち悪いと身震いをすると同時に自分にはこれから起こることがなんとなーく嫌な感じがしてならなかった。
うん、この場合、退散した方がいいのだろう、ここにいたってろくなことしか起きかねないと思い、こっそりと気配を消して立ち去ろうとした。
うん、とりあえず、宿的なところに泊まろう金ないけど草とかとって売れば金にはなると思うから、まず草原にでよう一狩りならぬ一草いこうぜ、そこから俺の旅が始まるんだ。
ギルド登録がなんぼのもんじゃいとところどころロリ洪水の被害にあったギルドの元扉を通り過ぎようとしたところで何かの集団に囲まれてしまった。
「この者は妹を辱しめた疑い及びギルドを半壊させる原因になった容疑で逮捕する!捕らえろ!」
「はっ!」
「えっいや!?おかしいだろなんでってうなにめひむつ」
そう言って騎士達は俺を取り押さえて、口まで何かの拘束魔術なのかどうかは知らないがガムテープのような感じの魔法をかけて喋らなくし、俺の動きもがっちり固定されてしまった。
俺は夢の中で華々しき冒険者ライフを送るはずが、ギルド登録をしたかっただけなのに、豆腐メンタルな子のせいで犯罪者として汚名を着せられるという最悪な状態になってしまった。
そんな最悪な感じで夢でも嫌なことばかりで精神的に疲れる俺であったのだ。
現実でも大変、夢でも大変、主人公田井駄はどう変わっていくのでしょうか。
次回は現実回で書いていきます。
なんかだんだん、長くなっていってる気がする。




