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5話

第5話書きました。

俺はまさか二度も…しかも、案内されるところつまり、続きの夢を見ていた。


「えっ……なんで二度も」


俺は驚きのあまり、普段は口には出さないのだが、心の声が出てしまった。

何度も言うが普通は同じ夢、つまり続きは見ないもので、大抵変な夢ばっかであるのだ


「えっどうしたんですかプレイヤーさん二度もって?」


エルフの少女はちょっと首をかしげる。

俺はあわてて、なんでもないよとごまかした。

正直、詮索されるかと思ったが


「あっそうですか、それじゃいきましょう!」

「おっ、おう……」


エルフの少女はそんなことも気にしない感じだったので安心した。

なぜなら、もし、西園寺先生のような(ここでも、呼び捨てするのは恐縮するため使うことにする)エルフもしくは別の何かだったら、ここでも、めんどくさいことになる。

まるで、夢でも第2ラウンドが開始するところだったのだ。

俺はふぅーとホッとしてレーナのところに向かっていった。

しかし、ただやけにノリノリなところからしてなぜ、はしゃいでるのかは理解できなかった。

新人なのかもと思って聞いてみたい欲求に駆り立てられる、早く町から出て現実での憂さ晴らしをしたい……。

始まりの町だから、雑魚モンスターのありがたさがはじめて実感できそうな気がする。

そんなことを考えて、この続きの夢でそんなことを考えていると……


「プレイヤーさん!」

「うわっ!」


俺は突然、振り向いたレーナに後ずさってしまった。

情けない、男なのに俺はどうして、こういうことには弱いのだろうか?

つまり、俺は根っからのビビりでお化け類は苦手なのだ


「プレイヤーさんはビビり過ぎですね。パペットみたいあははは!」

「仕方ないだろ、ビビルものはビビるんだからさ…」


だって、いきなり振り向いて言われたら、ビックリするもんだろ、これでビビりとは決めつけないで欲しい。

てかっ!ギルドスタッフなのに失礼だなおい!

やはり、俺はこの部類の奴も苦手な部類に入ってしまいそうだ。

そんな俺の憂鬱な気分とは裏腹に


「それでは、ここが冒険者様の味方であるギルドでございまーす!」

「うわっまぶし!」


俺はレーナがあけた扉の光に目をすぼめさせた。(実際はそんなことはなく俺自身の気分でそうさせた)

しかも、サザエさん風にいってるし、てかっレーナが言ってると怪しさでぷんぷんするですが?


「まぶしいんですか?」

「いや……なんでもない……」

「まぶしいのなら遮光ゴーグルがありますが?」

「いや、いらないです……」


ちょっとそれを指摘されると現実に引き戻されるから辞めてと言いたいが、ここはめんどくさいので言わない。

そういうとこだけは変に突っかかってくるなレーナ、レーナがますます、しっかりしてんのかどうかがわからなくなってくる。


「それでは、プレイヤーさん、ご紹介します!それではまず初めに……」

「いや、良いから次進めて」


俺ははしゃぎ気味なレーナに対してバッサリ言った。

どうせ、ギルドの施設の機能とかってクエスト、申請とかRPGと変わらないだろうという事を先ほどから、オウムのように繰り返す、プレイヤーと呼んでるところがいかにも案内するnpcのようだと察することができるからだ。

レーナはガクッと肩を下げて……


「ひどいですよ〜プレイヤーさん〜」


ちょっと、無愛想すぎたかなと心配になった。

謝ろうかとも思ったが、先ほど馬鹿にされたことは許せないし、あっけらかんとしているギルドスタッフにはあるまじき行為を清算すると、俺は9対1で9の割合で謝らない方が正義だと考え、落ちこんでるレーナを後にして、周囲を見渡して、看板の文字はなんて書いているのかわからなかったので、とりあえず、多く並んでいるところは重要度が高いところだろうと思い、そこに並ぶことにした。

人に聞けばわかることなのだろうが、何しろ、夢の中、見知らぬ人にはついていかないみたいに見知らぬ人には心を開かない事を信条としているので、聞かないことにした。

そういうわけで、ずっと並んでいるうちにいよいよ、もうすぐで、冒険者になる時が迫ろうとしていた。

あぁ、もうすぐで俺は冒険者となって、俺TUEEEができるのではないかと期待に胸を膨らませて次の人が終わるのを待っていた。


「次の方どうぞ」

「あっはい!」


前のイカツイ男性が喜びながらゴールドらしき袋(しかも、大金の)を持ってスキップしながら出ていった。

もしかして、俺ももらえるのかと思って、ちょっとワクワクする。

なんて、このギルドは初心者に善良的(一人除いてだが……)ところなんだ、どこぞの課金者優遇ゲーとは大違いなことに俺は感心してしまった。

さっき、ちょっと声が不用意に高くなってしまったけど、そんなことはノーカンだ。

俺は、そうだな、装備するなら黒騎士装備とかとにかく、ダーファン主人公みたいな装備を身につけて、強い奴と戦いたいな。

そんな、事を考えていると……


「プレイヤー様!」

「はい!何でしょうか!」


メガネを付けたいかにも事務的な職業専門な ギルドスタッフの受付の人に強く言われてしまったようだ。

あまりに強く言われたので、情けないながら、びびってしまった。

はぁ……てかここでも、プレイヤーと呼ばれるのね、俺、名前あるのに……


「あの、ぼぉーしてもらえないでくれます。次の人が待ってますので」

「あっわかりました、すいません、あの冒険者手続きってここでできますよね?」

「えっここではクエスト報酬の受け取り、またはクエスト外で討伐したモンスターの換金なんかを行っている窓口なのですが?」

「へっ!?……」


えっここって?手続き窓口じゃないの?俺は周囲を見渡してみる。

みると、他の人達が早くしてくれよと例えるなら、混雑時の状況で財布出すのが遅い奴に向けられる視線が後ろから、感じていた。

あっしまったと思い、すいませんといってそそくさと後にする


「次の方どうぞ」

「たくっ!これだから初心者冒険者は役立たずなんだよ!」


次の人だろうか、絶対次の人であろう世紀末風の雑魚的な奴からそんな事を言われてしまった。

仕方ないだろう初心者なんだから(自業自得なのだが……)、そんなんで全てが役立たずで人括りにするなよといってやりたかった。

が、悲しいものかな、今の俺は知識でも実力でも劣ってる人間だからいったとしても叩きのめされるから、俺は言わないことにした。

それよりも、俺はちょっと自分の身勝手な行いを反省するとともに、ちょっと、問いただしたい人間がいる。


「ギャハハハハハ、面白すぎますよ〜プレイヤーさん!」


レーナは俺の憂鬱な気分とは対照的に地面をジタバタさせて、笑い転げていた。

こいつは俺の失敗した事を全力で笑っているのだ。

多分、罪の意識なんて感じていないのだろう笑い方……。

そこから、察するにこいつは……


というところで俺は意識が深い眠りについた。

今回は中途半端なところで悪夢よりも居心地の悪いのを俺はシャワーも浴びていない体であったことも相まって、心理的ダメージは現実プラス夢の中の複合ダメージでボロボロな俺であったのである。















第6話は再び現実回となります。

現実回でも、どんな苦労が待ち受けているのでしょうか?お楽しみに

読んでくださりありがとうございました。

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