君の愛によって生まれ変わったんだ
愛だけが真実。愛があるから生きていけるのだと思います。
夏の青い空を見つめていると、希望と情熱に溢れた、命の輝き、愛の偉大さを胸に強く深く感じる。沸き上がる魂の波動を纏い(まとい)、達観した心の姿に映るものは、君の眼差しと君の愛だけ。僕は君の愛によって生まれ変わったんだ。
長い年月、孤独を受け入れて哀しみだけを抱えて生き抜いてきた。それは実に無情な日々で、生きることの渇望さえも無くした混乱と混沌と絶望だけしかなかった。僕はさ迷いながら行き当たりばったりに歩く日々に別れを告げたくても、なかなか難しくて出来ずにいた。
ある日の夏の夕暮れ、君を街で見かけた時、僕は凄く懐かしい気持ちになってしまった。言葉などは必要なかった。一目見て「この人だ!運命の人はこの人だ!」と心の声が僕に囁いたんだ。心が感じていたんだ。
心が君を求めていたんだ。理屈を越えた何かが2人をめぐり逢わせたのだと思う。人はそれを運命と名付けていた。抗えないし、逃げることも、避けることも、無視することも出来ない強力な引力。惹かれ合う2つの魂と心の共鳴。僕は君に出逢うために生まれてきたんだと本心から思った。
長い間、寂しさを傍らに置いて君に出逢うのを待ち続けていた。僕は愛を恐れていたが信じてもいた。愛によって何かが変わるのならば、愛を信じて受け入れるしか道はないと思い始めていた。そんな苦悩していた日々に君に出逢ったんだ。君の愛の前では、僕の悲しい過去のすべてが色褪せてしまったよ。僕は君の愛によってすべてが変わったんだよ。何度でも言おう。僕は君の愛によってすべてが変わったんだ。僕は君を愛している。いつまでも君だけを愛している。
終
ありがとうございます!