人物紹介その1
これまで登場したメインの人物と、第3章にて登場するであろう人物の簡単な紹介をここに載せます。少しキャラの数が多いかと思われますが、あくまでメモ程度に書いていますので、本編に登場しない可能性のキャラもいます(せいぜいSSで登場する程度)
※随時更新・または変更あり。
《見方》
◎・・・主人公
○・・・メインキャラ
△・・・脇役的キャラ
□・・・登場予定(ほぼ確定)の脇役
×・・・典型的な悪役
その他・・・設定程度のキャラ。未登場の可能性有り
【人物紹介】
《人間界》
『アコード帝国 ルーアンの町』
◎メルスト・ヘルメス
魔族・魔人族
178cmあたり 黒髪、黒目
外見20歳前後
転生してきた頭の良くない理系学生「金子総悟」の魂と電気処刑された錬金術師の父「ヴェノス・メルクリウス」の肉体が合わさった蘇生系転生者。名前はエリシアに名付けてもらった。無限にエネルギーを創出することができ、それを使った「化学変化」や「物理変化」、物質の創造・分解・構築などを可能としている。保安官(=ルーアンの騎士団)に入団。
考えること(証明や計算など)は大の苦手だが、暗記は得意。自称Sだが、能力の都合上ドМと言わざるを得ない。肉体上、表情の変化が難しく、普段は無表情・真顔であることが多いが、心の中の感情変化は激しい。若干無気力で奥手だが、前世で必要とされなかった役立たずとして扱われたのもあってか、自己犠牲心が強く、人の為にできることなら分に合わなくても尽くすタイプ。女性に対して特別心を抱いており、そのためならば命を賭けることもしばしば。
○エリシア・オル・ヴァレンティス・クレマチス
人間・ロイソン
164cmあたり 青銀髪、赤眼
23歳
6大英雄のひとり「蒼炎の大賢者」の名を冠するアコード帝国王女。勇者ラザードの血を継ぎ、ルーアンの町の創設者の一人として町民に厚い信頼を置かれている。また教師をしており、子供たちに術式や言語、歴史などを教えているが小難しい為、人気はそこまでない。保安官。
味覚の嗜好性が極端であり、激辛・激苦などが好きだが、柑橘類などのすっぱいものは苦手。魔導師としては国宝級に優秀だが、いろいろな意味で残念な美少女。
○フェミル・ネフィア
精霊族・ハイエルフ
159cmあたり 黄・黄緑髪、金眼
19歳
元アコード帝国王国騎士団の第一騎馬隊隊長。人間界出身のハイエルフであり、術式・武術の両方に秀でている戦乙女。エリシアを師として深く尊敬している反面、ある理由でメルストを生理的に受け入れられず、嫌っているように見えるが、中身を拒絶しているわけではない。槍担当。
クールと言うより、ダウナー系。極度の人見知りであり、兜や帽子など、常に何かを目深にかぶっているコミュ障。もともと田舎育ちだったのか、時々訛りが出る。そのことに対して本人は気にしており、それ故に口数が少ない。甘いもの、特にアイスが好き。容姿端麗ゆえに、男女問わずモテる。保安官。
△ジェイク・リドル
人間・ロイソン
180cmあたり 茶・橙髪、銅目
24歳
元王国反乱軍副将の戦士。冷静そうに見えて熱血漢。戦闘においては男の中では町長に次ぐ強さであり、リーダーシップもあることから町民にはエリシアに次いで信頼されている。気性は荒い方。保安官。
何事においても好き嫌いが激しく、偏見的。過去の出来事より、メルストというよりはヴェノスの存在を嫌っている。フェミルにぞっこんらしく、何度もアプローチしているが、ことごとく玉砕。負けず嫌いやあきらめの悪さは町で一番。
〈生徒たち〉
△アルジェント
エリシアの生徒。炭鉱所ではたらいている15歳。褐色肌と赤髪、活発さが特徴。イケイケ肉体系。
△エスタ
エリシアの生徒。教会でシスターを務める14歳。黒髪と白い肌、子どもとは思えぬおしとやかさと博識さが特徴。慰め委員長系。
△ホルム
エリシアの生徒。特に何もしてないが、いろいろな場所で手伝いをしている13歳。茶髪で小柄、気が弱く、よく変な声出してびっくりするのが特徴。子羊と子犬のクローン系。
△シャロル
エリシアの生徒。工房で手伝いをしている13歳。桃髪。気が強く、積極的で、素直じゃない生意気さが特徴。ツンデレな小鳥系。
△フレイ
エリシアの生徒。図書館に住んでいる12歳。紫髪、半目であり、無気力そうでいろいろ仕掛けてくるよくわからない謎な生命体。将来犯罪者になりそうな闇系。
△ティリ
エリシアの生徒。医療所に住み、農場で手伝いをしている11歳。白髪、青目の狂気的に元気で馬鹿っぽいのが特徴。隠れた才能をもつ鷹にしてはしゃぎまわる猫系。
〈町の人〉
△セレナ・カニス
バジルの酒場と二階の宿屋で働く双子姉妹の妹。亜人族の狼(に似た犬種)の獣人であり、犬っぽいケモ耳と尻尾が生えている。やさしいことに定評があり、同時にかなりの臆病者。しかし人はよく見ている。
△エレナ・カニス
セレナの姉。双子ゆえに顔はほぼ同じだが、性格の違いからか、顔つきや雰囲気で判別できる。明るいセレナとは反対に、冷静で毒舌。ほぼ誰に対しても容赦なく言うタイプだが、気に入っている人ほどその傾向は過激。しかしその判別が難しい。
△リーア・テンクス
道具屋兼雑貨店の受付看板娘。夜は酒場で父親の手伝いをしている町娘。天使と形容されるほどの容姿と性格を兼ね備えたパーフェクトガール(成人済み)。惚れっぽい。
△ミノ・テンクス
道具屋兼雑貨店の店主。天然パーマで淡々としているマイペースさを備える普通の青年(成人済み)。リーアの兄であり、妹とは正反対の性格だが、同じ趣味を持つ。
△バジル・テンクス
酒場の店主。ダンディな見た目に反して感情の揺れが大きいも、普段は大人しい。娘のリーアのことを溺愛しており、彼女に関わることであれば特に感情的になる。料理の腕はプロ級。
□メディ・スクラピア
女性の町医者。医療所に常におり、町民の診察や薬の処方を行っている元宮廷医師にして有名な薬師。エリシアとは学園のころからの仲。
□オーランド・ノット
ルーアン農場の農家にして元魔族の帝國軍聖竜騎士。相棒である黒飛竜と共にいることが多い。植物に囲まれるのと、なにも考えないことが好き。植物について詳しいが、面倒くさがりのため教えることはあまりない。保安官。
□ジェルソン・ハードック
町工房の棟梁。鍛冶、錬金、蒸気機関などの技術は優れているが、頑固者。昔にヴェノスと知り合っている。元保安官。
・ダグラス
町工房の副棟梁。巨漢のドワーフであり、怪力が自慢。
・ピンケル
町工房の副棟梁。ドワーフの一人でだが、こどもより小柄。ダグラスと息が合う。
・チェッカー・ベネディクト
町の運び屋・伝達係を中心に仕事している剽軽な男。竜使い。
・ミミ―
農場で働く獣人。働き者だが変態なマスコット系人外。毛並みは三毛。
・アイニ―
農場で働く獣人。言われたことはちゃんとやるが金と報酬に目がないマスコット系人外。毛並みは縞。
△ハルディン・ロダン
ルーアンの町の町長。強面の軍人系。厳格さがある反面、気乗りがよく、こどもが大好き。町民からは見た目もあってか畏怖されていると同時、エリシアと同等にかなりの信頼を置かれている。保安官。
『町の近くに住む人たち・その他』
△クリステヌス・ジラール
神族の天使種に属する引きこもり系の魔女。幼女体系だが、長寿の為か言葉づかいが老人。霊宝の森の奥の一軒家で術式の研究をしつつ、一応魔物の端材や採収物などの材料を売っている。町から離れているが、ルーアンの町の一人として立ち上げてきた人物。保安官。
△ソフィア・ゴットフリート
赤髪の公爵令嬢。しかし異質として名が知れている。ヴェノスと深いかかわりがあった。「破壊神」という異名が一部の国・地域で広まっている。
・ジル・レイド
隣町クレストの駐屯地の軍卒。女性にして町で最も魔物を狩っている実力者。
・アルベール・マーズ
一時期ヴェノスと共に研究し、友好関係を築いていた旧友。ロールキャベツ系男子。妻子持ち。
『帝都(王都)』
□ラザード・オル・ヴァレンティス・クレマチス
魔王ヘルゼウスを討ち取り、その息子ヴェノスを捕えた勇者にしてアコード帝国の現国王。エリシアの父。
□シザー・ベルト
インセル収容所の所長。ヴェノスの最期を見届けた一人。かつて若い時は『吸血鬼殺し』の名を持つ、勇者にも引けを取らない実力を持っていた。
□カーター・レイズ
インセル収容所の副所長。メガネと敬語が特徴で、見た目通りの真面目。心を操る術式を得意とし、それによって囚人や執行獣を操っている。
《魔界》
『帝國オストロノーム』
○ヴェノス・α・メルクリウス
次世代魔王候補にして、錬金術の父としてさまざまな偉業を成し遂げたが、世界の真実を求めた行為と、剣と魔法の世界を変えたい思いが強いあまり、いくつもの大罪や神を殺し、かつ自分の手で神を造ったという禁忌を犯した。勇者ラザードによって捕縛され、電気処刑されてこの世を去った。生まれつき神力がほとんどなく、出来損ないとして王家から見放されていた過去がある。
・ヘルゼウス・α・メルクリウス
27代目オストロノーム帝王。魔王にしてヴェノスの父。勇者ラザードや他3人のパーティーによって討ち取られ、還らぬ人となった。人間界にとっては脅威そのものだったが、魔界の国民からは慕われていた模様。
□アルステラ・α・メルクリウス
ヴェノスの妹にして現28代目魔王。女帝として国を統率するが、不満の声もある。
×フォングラード・アディマス
魔王家と深いかかわりを持つ貴族。財閥をもち、他の貴族よりも大きな権力を持つ。
×ベネスス・ハンガリ
魔王家と深いかかわりを持つ貴族。軍資金に貢献している上に、将軍として兵を鍛え上げている。
×スレイバル
魔獣種だった「肉体を持たぬ者」。帝國の奴隷だったが、奴隷虐殺事件を機に肉体を消され、囚人として冥界の牢獄に入れられている。時折召喚させられ、無機物に憑依する。
×フレイル・コーマ
人間界、魔界などの世界を震撼させた魔霊種の重罪人。生まれつきの体質よりチート級の実力を兼ね備える。勇者ラザードに半殺しにされ、魔界に逃げるもヘルゼウス魔王に瀕死寸前まで追い込まれ、奴隷として過ごすが脱獄。それを除けば、戦いや破壊・殺戮行為で負傷したことはない。
自由気ままに暴れ、人間界で盗賊団を操って日々を過ごしていたが、メルストの戦いで敗れ、魂ごと浄化された。
《その他》
×グリーゼル
グリーゼル盗賊団の首領。フレイル・コーマとの契約により、力を手にし、高等な術式も扱えるようになるも、メルストに惨敗する。後に団員と共に近国の牢屋にて囚人生活を送ることになる。