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足りない

作者: うぐいす。

何が足りないんだろう


朝起きて眠い目を擦りながら学校へ行くとき


昼友達と飯食いながらだべってるとき


夜友達や彼女とメールしてて、返信待ってるとき


ふって


急に気づく


なんか足りないって


別に日常に満足しないわけでもない


非日常に憧れるわけでもない


熱中できるものもある


今のままで十分楽しいのに


何かが欠けてて


それに気づくと


友達も学校も彼女さえ価値がない気がして


そんな自分に少し引く


何が足りない?


わからないけど足りない


探そうにも


どこにあるかもどうすればいいかもわからない


心は何かを


とても強い力で求めてる


何かを欲してる


どこかを


何かを


誰かを


それでも俺は今日を生きる


妙に楽しく


無駄に面白い


でも


決定的に


致命的に


足りない


そんな俺の日常を


生きていく


楽しい日常に


窒息しながら


助けてなんて言わない


言えない


何から助けて欲しいかわからないから


いつか


誰かが


何かが


この気持ちを埋めてくれる


そう信じながら


でもそれは叶わないと知りながら


そして


そんな自分に絶望しながら                                                                                                    







           

助けて

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