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最弱にて最強の  作者: 凪
31/50

三十幕目 忍びいろは

 お気に入り登録百件、ありがとうございます。

 携帯電話からのメール投稿で、携帯電話の全メール・アドレスの消滅にめげず、何とか三十幕目になりました。

 結果的にデータが消滅したのは、良かったです。復旧のはずが長くもなりましたが、濃くなってます。


 スマートフォンによる投稿なので、機能的に限界があり、漢字の偏のみの変換が出来ないので、忍びいろは・忍び文字は漢字、片仮名、ふたつの文字を合わして表示します。  

 い木色 存在しない漢字です。スマートフォンでは無理みたいです。誰か教えて下さい。横のように表示したいです。


 木・木偏 火・火偏 土・土偏 金・金偏 シ・さんずい偏、水偏 イ・にんべん偏、人偏 身・身偏


 *の印は、ストーリーの都合上、文字を替える必要があり、造語です。迷霧の故郷で使用。

 ☆は、伊賀・甲賀こうか忍者の秘伝書 萬川集海ばんせんしゅうかいに記述してある、忍者が遣った文字です。これで話しが進みます。凪達が使用します。

 印が無い文字は、萬川集海に記述のある忍び文字です。



 迷霧ちゃんが紙に書きだす。

 忍びいろはと書き、忍び文字とも。

 忍者の暗号だそうだ。


*い木茶 ろ火茶 は土茶 に金茶 ほシ茶

*へイ茶 と身茶


 ち木青 り火青 ぬ土青 る金青 をシ青 

 わイ青 か身青


 よ木黄 た火黄 れ土黄 そ金黄 つシ黄 

 ねイ黄 な身黄


 ら木赤 む火赤 う土赤 ゐ金赤 のシ赤

 おイ赤 く身赤


 や木白 ま火白 け土白 ふ土白 こシ白

 えイ白 て身白


 あ木黒 さ火黒 き土黒 ゆ金黒 めシ黒

 みイ黒 し身黒


 ゑ木紫 ひ火紫 も土紫 せ金紫 

 すシ紫 んイ紫


「我の出の阿嘉あか村の狐忍びのみが、遣う忍びいろはです。皆で学べば仲間なら解ります」

「迷霧賢いぞ」

 御褒美に狐耳触ろう。

「あん。凪様」

「確かに、知られたくない伝え事には、役に立つかも」

 じゃれあってる二人を無視して椿が思案してる。


「覚えますか。旦那様」

 みりあが質問してきた。

「迷霧、阿嘉村の忍びなら解るのかい」

「阿嘉村の忍びのみです。種族や流派で忍びいろはの文字は替わります。あん」

「阿嘉村は近いかい」

実千みち藩です。近いです。あ~」

「なら、少し替えるか」

「どう替えますか。あ〜ん、凪様〜。耳はお許しを、あ~」

「凪様。どうしますか」

 ひめのが嫉妬なのか、少し怖いぞ。

 残念だけど、迷霧ちゃんの狐耳から手を離す。

 迷霧ちゃんは、息切れしてる。忍者なのにだらしないぞ。ん。琥珀は自分の虎耳を手で隠してる、今は堪能しないよ。今はね。


☆い木色 ろ火色 は土茶 に金色 ほシ色

☆へイ色 と身色


 自分が茶の文字を、色の文字に替える。

「では、これで学びます」

 ひめのが答えたが、怒ってる感じがした。


「迷霧、他に知らせる事はあるかい。忍び道具は何が有る」

「ごしょくまいは伝え事に使えます。数の五と色の米と書き、五色米です」

 迷霧ちゃんが背中から巾着袋を取り出す。背中!

 巾着袋から五つの竹筒を出す。

 竹筒には、それぞれに黒・赤・黄・紫・青の色が塗ってある。カラフルだね。

 迷霧ちゃんが竹筒の蓋を取り、赤の竹筒から赤い米を手のひらに出す。

「色で意を決めておけば、伝え事に使えます。別々の色を一緒に置けば意の数が増えます。色が付いているので、獣や鳥に食べられません」

「色は作れる」

「竹林や森で素材は取れます。作れます」

「後で意を決めよう。阿嘉村とは意を替えよう」

 色付きの米か、目立つと思うが。

「承知しました」

「忍び道具は後で見せなさい」

「承知しました、後程。それと忍びいろはを書いた紙は、後程燃やして頂きたいです」

「そうだね、燃やそう。迷霧、忍者の秘め事を話しても大丈夫か」

「我は抜け忍でなく売られた身、掟は外されます。目立ちさえしなければ、我も皆様も身内も大丈夫です。村の年貢の為に売られたので。村長むらおさから直々に、我の子のみ忍の業を教える許しを頂いてます」

「迷霧、辛いな」

 自分は迷霧を抱き寄せた。

「凪様・・」

 

 迷霧ちゃんを抱きながら、疑問を話す。

「それにしても、皆近いのか、身売りは里心がでないように、遠い所に連れて行くんじゃないのか」

 自分の質問にひめのが答えた。

「御公儀は、見せしめの連帯奴隷と偽人だけは、近くにと沙汰を出しています。まるで不満を煽り、反乱が起きるようにしてるかねように。炎さんは隣の三崎藩なのに、越後屋さんに引き取られましたし、菜山も我ら唐五も近いです。家中の者達が騒ぐようにしているかのように、戦を誘うかのように」

「ですが、公儀より言い掛かりを付けられ、父上は戦と決めた夜に亡くなりました。暗殺だと思います」

 椿は寂しそうに話す。

いずれは大きな戦となりましょうに」

 みりあが不安そうに、呟いた。


 真風が戻ってきた。琥珀が説明している。

 変な空気になったので、仕切り直すと真風が話し始めた。

 

「中松様から言付けです。今宵も七の刻(午後七時)よりもみじの湯が借りれます」

 

 十二歳と混浴ですか!!


 忍具は、実在したか説明します。

 五色米は実在しました。

 忍び文字には、神代かみよ文字もありますが、スマートフォンでは、変換不可能な為に不採用です。(神代はじんだい・と読む説があります)

 パソコンなら現代語からの神代文字変換プログラムが、ダウンロード出来ますが、苦情もあるみたいです。ダウンロードするなら自己責任でお願いします。

 神代文字なら忍者文字学習帖、トイレットペーパー、萬川集海クリアファイル等がネットで買えます。


参考文献

最後の忍者どろんど 復刻版 藤田 西湖著 新風舎文庫 

忍法大全   初見 良昭著   講談社

歴史人  2011年8月号   KKベストセラーズ

月刊 秘伝 2014年10月号   BAB ジャパン

萬川集海 現代語版 藤林 保義著  図書館保有

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