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最弱にて最強の  作者: 凪
23/50

二十二幕目 日本は面妖で美味な国

 異世界物で定番の日本自慢大会です。

「日本か」

「我も聴きたいです」

 ひめのと迷霧ちゃん、興味津々。


「幕府が倒れ、侍の世が終わり。異国の文化が入り、それまでの風習が捨てられ、剣術や柔術は、剣道・柔道と替わり。からくりが発達して、魔道と見違える様な事が出来るようになった」

「魔道より凄いのですか」 

 早彩ちゃんが聴く。


「まず。水だね、水は井戸水だね」

 自分の問い掛けに、炎が答えた。

「はい。井戸水です。水が出る魔道具も有りますが、値が高いです」

「地中に管がとうしてあり、蛇口と言う詮を捻ると、水がでてくる、水道と言う」

「捻るだけで水が・・」

 迷霧ちゃんが目を見開く。

「風呂場とか特定の所だけだが、お湯もでる」

「そんな容易にお湯が!」

 炎は興奮してる。

「お湯の熱さも、好きにできる」

「魔道より凄い」

 真風が愕然とした。

「冷蔵庫と言うからくりがある。食べ物を冷して、何日保存できる。冷凍室に入れると、食べ物を凍らして保存する。氷も造れる。ただ待つだけ」

「そんなに、容易に氷が造れるなんて。食べ物の保存が容易そう」

 みりあは、ブルーの瞳を見開く。

「冷凍室ではアイスクリームと言う菓子が造れる。甘くて冷たいよ。暑い日に食べれば美味だよ」

「ごくっん」

 迷霧ちゃんはしたないよ。

「氷を削り、かき氷と言う菓子もある。削った氷の上に、シロップ・・嫌、小豆や果物の汁を掛けて、暑い日に食べる。頭がキーンと痛くなる」

「キーンとですか。暑いのに氷が」

 早彩ちゃんが不思議そうに呟く。

「魔道より面妖な国ですね」

 ひめのが呆然と呟いた。


「動く階段がある」

「かいだんは何です」

 椿はキョトンとした。 

「階段って言葉はないのか、二階に上がるのに、使う段」

「はしごですか、はしご段、段梯子だんはしごと言います」

 琥珀は自分の言葉使いに慣れてきたな。

「その段が動き、乗ってるだけで、二階に上がれる、下がるのも有る」

「なんと、ものぐさな」

 ひめの唖然。

「ハハハ。動く廊下もある」

「さらに、ものぐさな」

 ひめのさらに唖然。


「他には、何が有りますか」

 早彩ちゃん興味津々。

「何が知りたい」

「食べ物です」

 早彩ちゃん。花より団子なのね。なら、洋菓子が良いかな。自分が此方に有る、材料で作れそうなのは、三崎で黒砂糖が有るのは、確認済み。となればあれだな。

「ホットケーキと言う、小麦粉を焼いた菓子が有る。甘いぞ。ホットケーキなら、此処に有る材料で作れる。汁は作れるかな」

「作れますか」

 早彩ちゃん涎。

「作れるよ。汁は判らないけど」

「ごくっん」

 早彩ちゃん、迷霧ちゃんはしたないです。

「作れないと思うけど、プリン、ババロア、パフェ、クレープ、ケーキ、クッキーみんな甘くて、多分、此処には無い味の菓子」

「ごくっん」

 八人共、はしたないよ。女の子だね、甘い物は別腹なのか。


「御兄様。他には何が有りますか、食べ物」

 早彩ちゃん。本当に花より団子だね。

「麺は有るかい」

「めんは何です」

 ひめの麺は無いの。

「姫、麺は蕎麦の様に、細く切った食べ物です」

 真風、補足ありがとう。

「蕎麦の切り方ですか」

 ひめの顔真っ赤。少し違うけど、後で教えてやって、真風。

「三崎藩に取り上げられたが、丼にお湯を掛けて、待つだけで麺料理が食べれる」

「蕎麦ですか」 

 早彩ちゃん、落ち着いて。

「蕎麦じゃないよ。カップ麺さ、味が違うよ」

「どんな味ですか」

 迷霧ちゃんも花より団子か。

「仕事が終われば、返してくれりるはずだから、皆で食べよう。インスタントカレーと言う、米に掛けるのもある。少し辛いけど物凄く美味だよ」

 買ってすぐに、誘拐されたからね。

 

 八人全員がはしたない。

「「ごくっん」」

「日本とは美味な国ですね。いんすたんなる物食べたいです」

 迷霧ちゃん、羨ましそうにため息をした。



 女の子ばかりなので、甘い菓子の話しになってしまいました。


 次回は、凪の地元話しです。

 陰陽が独特になった理由です。

 そのまま、私の地元の話しです。

 変わってますよ。地元の文化は陰陽師が造りました。

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