十一幕目 もみじの湯 湯船
消滅したのを復旧させるはずが、何故か長くなってしまいました。
謎の単語がでてきますが、ぼちぼちと作中で解説していきます。飄石 読めます?
若干の性描写が有ります。注意して下さい。
全員が長襦袢と腰巻きを脱ぎ終る。
琥珀は、恥ずかしいのか虎の尻尾をよく見せてくれなかった。
迷霧ちゃんと炎がピンク。ひめの、真風、琥珀がホワイトの湯文字を着る。
恥ずかしいのだろ、全員が手拭いで前を隠す。
湯船に移動する。木の戸を開く。石畳みの床で木製の湯船が有った。広い。十人は入れそうだ。
迷霧ちゃんがちょこちょこと、前に来る。
「凪様。我にお背中を流さして下さい」
「ひめのに流さして下さい」
茹で蛸の様に顔を真っ赤にした、ひめのが真風と一緒に割り込んできた。
琥珀が迷霧ちゃんに、厳しい視線を送る。
「えっと、なら我は凪様の前を流します」
迷霧ちゃんの危険すぎる、涙攻撃開始です。
「三人で洗って」
「はい」
椅子に座らされる。
迷霧が恥ずかしそうに、手拭いで前を隠しなが、膝を付く。
「恥ずかしいのなら、無理しなくてもいいよ、迷霧」
「我では、御不満ですか、凪様」
またしても、涙目攻撃だ。
三人に、石鹸らしき物をつけた手拭いで、身体を流された。
大事な所はパスしました。
身体を洗われ終わる。三人が自分達の身体を洗いだす。
先に身体を洗い終えた、炎と琥珀が湯船の前で、手拭いで身体の前を隠しながら、待っていた。透け透けの湯文字がエロイ。
「凪様。一番にどうぞ。足元に気を付けて下さい」
炎が顔を赤めながら、自分の右手を握る。
湯船に足を入れる。底が木だ。五右衛門風呂じゃない。(底が釜なので熱対策として、木の板を敷いて入る。身体の重さで木の板が浮かない) 壁に木の管があり、そこから湯が出ている。
三崎では、小さな五右衛門風呂だった。此方では、釜風呂が名。
「失礼します」
炎が許しを得てから湯船に入る。続いて琥珀か入る。
両手に花状態。
「凪様。余り見ないで下さい。別式女だったとはいえ、おなごです。恥ずかしのです」
琥珀がうつむきながら話す。
「おなごだからこそ、見てしまう。それに虎耳に虎尻尾なんか、居なかったから」
「凪様。恥ずかしです」
虎耳が垂れた。あらま〜。
「それにしても、炎は龍人だけど、余り人間族と変わらないね」
「我らは、正しいくは、龍人間族です。遥か昔に龍様の血を分け与えられたと言い伝えがあります。
龍眼と水中で息が出きる以外には、力が強いのと身体が頑丈なだけです。
龍人は後、三つの種族があります。滅多に里から出ません。その為、龍人族と言えば、龍人間族を差します」
へ~。水中で息ができるのか。 炎 両棲種みないな子。
「へー。後三族ね。龍眼は才で見えたけど、意が解らないから黙ってた。龍眼は何」
「龍眼は生き物の熱が色で解りますし。五里迄なら月明かりの無い夜でも見えます。水中でも良く見えます。幻術も破れます」
「凄いや。一里はどの位かな」
「越後屋さんから丹波屋さんの半分位です」
二キロ位だから、一里は一キロ位だな。
「日本では、時代で代わったから、一里は四里の距離だから、今は」
「距離ですか」
「ああ。長さの事」
「そうですか」
「昔は、一里は一里だったから、砂浜に一里間隔で矢を立て、九十九本の矢が立ったから、九十九里浜という名の砂浜があるが、今は一里は四里だから二十四里と少ししかない」
「名は替えないかのですか」
「さあね。偉い人に言って。それに、今は異国から入った、キロメートルが主流だから」
「きろですか」
「それと、才で見えたけど、読み方が解らないから、黙ってた、石が付く業を身に付けてないか、炎」
「多分、ふりずんばいだと思います」
「ぷりずん?」
「ふりずんばいです」
「振り飄石と読むんだ。知らんかった。後、帯が付くのは」
「とうだんたいと読みます。飄石は竹や木にの先に、投弾帯を付け、そこに石を入れて、魚釣りの竿を振る要領で石を飛ばします。龍人の品なら、二里位なら的に当てれます。飛ばすだけなら三里です。投弾帯だけで飛ばす事も出来ます。手で石を投げるなら、半里は飛びます」
「凄いや。投弾帯が解らないが。投げ槍と龍鉈も得意だね、女将さんの説明に無かった」
「女将さんは武芸には、疎いみたいなので。でも、越後屋さんは、散々手を焼かしたお三方にも、罰も無く食も抜きませんでした。散歩させてもらえ無いぐらいでした」
「はい。罰は無かったです」
琥珀が答えた。
「楽しそうですね。我も入れて下さい。凪様失礼します〜」
身体を洗い終えた、迷霧ちゃんが湯船に入って来た。
「凪様。失礼します」
ひめのと真風も入って来る。
迷霧ちゃんとひめのが、自分の左右に陣取る。
迷霧ちゃんが身体を密着させる。小振りな胸を当てる。ひめのも負けじと身体を寄せてくる。
「こら、二人共、大人しくなさい。ひめのは迷霧と張り合って、性格が変わってないか。こんなはしたない娘だったの」
「確かにはしたないです。我は殿方に此だけ接した事が無い為、はしゃぎすぎました」
ひめのしゅん。
「まあ、良いや。迷霧もだよ」
「申し訳ございません。でも、凪様が今宵、我にもお情けを頂けるか、お答えして下されないから、不安になりまして」
「確かに、答えて無い。うーん、生娘二人はな。それに子供か出来たりしたら」
「御存じ無かったのですか。異種族は妊娠しません。特別な道具や神具を使わないと」
どんな道具なの。迷霧ちゃん。
「そうなんだ」
「はい。残念ですが、凪様の子供を産みたいです」
「それは有難いが、まずは三崎から出て、生活を安定させるのが先決だ。出来れば日本に帰りたいしな」
「日本に帰りたいですか」
迷霧が寂しそうな目で聴いてくる、
「母一人になってしまったからな、行方不明になった、姉の子供を引き取ったから、小さい子供を抱えてな」
「行方不明は何ですか」
「えっと、神隠しかな」
「それは御心配ですね」
「まあ、帰れ無いから、とにかく皆との生活を安定させて、楽しもう」
「「はい」」
五人共良い返事です。
ひめのと迷霧ちゃんは、自分の胸に顔を埋めた。
五右衛門風呂か懐かしいな、子供の頃は家の風呂が五右衛門風呂でした。あれは火傷しないのには、コツがいります。
五右衛門風呂は、豊臣秀吉が盗賊 石川五右衛門を油で釜茹でにして処刑した為、五右衛門風呂の名前が付きました。日乃では、処刑に使用されてないので、釜風呂の名前にしました。
エッチ回は後一話増えました。
危な絵、会本はご存じですか?




