後書
最後までお付合いくださいました方、ありがとうございます。
少しでも楽しんでいただけたなら、幸いです。
基本的に長い話しを緻密に書くと飽きてしまうので、自分の書きたいとこだけ書いたと言うのが実際なんですが。
元々、この話しは、もう少しブラックベースな話しで、世界崩壊だとか、巫女さんの秘密だとか、ウェルウェディンの呪いの話だとか、細々としたところもあったりなかったりだったりします。
世界観自体はほとんど決めていなかったので、実は、神力や魔器に関しては、その場の思いつきでもっともらしく仕上げさせていただきました。
突っ込みどころ満載だったのではないかと思います。
この後、ちょっとその辺のダーク込み込みの蛍の知らない裏事情を2~3編くらい、書きたいと思っています。
こちらの連載は終了として、番外編としてシリーズ括りで別立てにしようと思っております。
読まなくてもまったく困らないものですので、こちらに続けるよりは、良いかと思いますので。
もしよろしければ、番外も読んでいただけたらと思います。
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ついでなので、ちょろっと人物紹介というか、自分的設定もどきを。
巫女のネタバレしてますが。(苦笑)
那薙 蛍
召還勇者。
呼ばれて飛び出てしまったうっかり者。
ナノドリームに嵌り、ただ今殻は、どうなっているのやら。
ある意味苦労性。そして芯は、お人好し。
巫女様
死体の意思。
死屍たる体に神の意志が宿り動いている存在ゆえに、心臓は止まっている。
勇者に付き従う使命も帯びている。
神
全能にして万能ではない神。
けれども神の意志は深く、やはり、凡人には計り知れない。
ナノドリーム。
瞬き一つほどの夢。
それほどにここの世界の出来事は一瞬なのだと彼は言う。
ウェルウェディン
伝説の勇者と謳われる、最高の勇者。
勇者ギルドでも1、2を争う実力の持ち主。
が、その外見は、12~3で止まっている。
ティム
小動物。
が、金にはがめつい銭の亡者。
ウェルが金に無頓着なのをいいことに、上前の半分以上を刎ねている。
しかし、その真意が、死んだら金は持っていけないからと言うことで、ティムに勝手に貯めさせておいて、後で解体する気らしいと言うのを最近知る。