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四葉のクローバー

作者: 藤乃花

四葉のクローバーのおまじないをインターネットのサイトで知った少年。おまじないの内容からおわりまで丁寧に書いてあるそのサイトには試した人からの感想が記載されてある。『噂だと思ってたけど、この四葉のクローバーの効果はパネエ!見事ミッションクリアwwww!』『本当にためしたかいがありました。信じられないと思うけど、ぜひぜひお試しあれ』『事実はノベルよりミラクルナリネ!』(嘘っぽい……サクラの可能性あるな、これ)マユツバなエピソードが盛り沢山だけど、その半面僅かな期待もある。(信じる訳じゃないけど……試すだけなら、損ははいな……でも……)ひとまずおまじないを試そうと考えたが、少年は四葉のクローバーが何処に生えているか分からない。『四葉のクローバー、何処で見付かる?』(一件ヒット、小鳥遊【たかなし】公園)検索した少年の足は、そのまま小鳥遊公園に向かった。

四葉のクローバーは案外早く見付かった。明くる日少年は朝一に登校した。同じクラスの目をつけていた女子の下駄箱の奥に、四葉のクローバーを紙にくるんで入れた。(僕は以前からこの子が……)この事は秘密だ。四葉のクローバーを入れて四日後、その女子は交通事故で入院した。命に別状は無いが、足を痛め数日後に選出として参加するはずだったリレーを見送る事になった。代わりにその女子の次に足が速いその少年が選出に選ばれた。(ゴメンね、君に恨みはないけど邪魔だったんだ。リレーが終わる頃には足は完治してるから安心してね。でも噂は本当だったんだ……あの、『四葉の黒葉クローバー呪術)『四葉の黒葉呪術』相手の呪いたい部分に近い場所に和紙にくるんで入れると効き目が現れます。











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