表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソーサリーエレメント  作者: 吾妻 八雲
7/83

合言葉

学院の生活は退屈だけど、たくさんの友達ができた。


幼なじみのアンナはもちろん。力自慢のムゲツ、炎魔法が得意なフレア、モノづくりの得意なクリフト、剣技に長けたアルファ、俺と同じ回復魔法の得意なマナ、そして、親友のレオンなど他にもいろんな奴がいる。


「レオンもう、3年生だね」

「早いもんだね」

レオンとは気があってよくつるんで遊んでいた。


「今日は何して遊ぶ?」

「ねえ、合い言葉は、覚えてるか?」

「もちろん!」

「せーの、アスラ!」

阿修羅アスラは、元の世界の鬼神の名前で俺が好きな言葉のひとつだった。


「そうだな、近くのダンジョンへ行ってみようぜ!」

「ダメダメ、ダンジョンへは勝手に行くなって、アリーナ先生にも言われているだろ。」

「先生の言うことなんて気にしてるのか?」

「いや···そういうわけじゃないけど···」

「じゃあ行こうぜ」

「しょうがないなあ」

そんなたわいもない話をしていると、


「オイ!そこで何している!」

「ヤベ、衛兵だ!」

「誰かいるのか?返事をしろ!」

「さっさと行くぜ!」

「ハーベル、待ってよ」

急いでダンジョンの入り口までやって来た。


ダンジョンといっても町の外れにある洞窟で大した魔物もいないはずだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ